japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2003年2月10日 00:00

義理アドレスと本命アドレス

バレンタイン・デーのたびに登場する「義理チョコ」と「本命チョコ」。リレーションの深度によって使い分けるという、じつに端的で明快なシステムだと思う。
じつはメールマーケティング(メールマーケ)にも同じような考え方がある。名付けて「義理アドレス」と「本命アドレス」だ。

5人に4人が複数のメールアドレスを使い分けている昨今、メインのメールアドレスはそう簡単に教えてもらえない。登録した翌日から、ウンザリする数の広告メールにまとわりつかれるのは誰だって嫌だ。だからキャンペーンやメールマガジンなどには、ウェブメールや転送メールなどのアドレスがあてがわれる。言ってしまえば「義理アドレス」だ。万が一迷惑メールが届くようになっても、そのアドレスをポイと捨ててしまえばいい。リレーション(関係)の深度が浅いほど、義理アドレスが活躍する。

ではメインアドレスはどう使うか。japan.internet.com の調査結果によると、5人に3人はごく近しい人にしか教えないらしい。要するに、リレーションの深度が深ければ「本命アドレス」のお出ましで、親しくなければセカンドアドレス、つまり「義理アドレス」ということだ。

企業のメルマガ登録ページで、ときどき「ウェブメールや転送メールなどのフリーメールではご登録いただけません」とした注意書きを目にすることがある。銀行口座を開設するならともかく、メルマガ配信だけで本命アドレスを迫ることに、どれだけの意義があるのだろうか。
初対面でマインド上のリレーションも形成されていないのに、いきなり「本命チョコください」と言ったらどうなるか。きっと(ほぼ確実に)張り倒されるに違いない。

消費者はまずサスペクト(不確定見込客)のポジションにいることを理解したい。そしてマインド上のリレーションが築かれていく中で、プロスペクト(見込客)へと進化していく。
本命アドレスを得るレベルはそれよりもずっと先にあるのだけれど、真摯な組み立てでリレーションを形成すれば、「義理」から格上げされる。そのプロセスをわきまえ、張り倒されないような仕組みを考えたいものだ。


プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX
【特別連載企画】大艦巨砲主義にして卓越したレスポンス--GALAXY S II WiMAX 1月20日より販売が開始されたサムスン製スマートフォン「GALAXY S II WiMAX」。カタログスペックでは、他メーカーのハイエンド機と同じように見えても、実際に使うと卓越したレスポンスに驚かされる。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
次のフライトでお好みの座席が空いたら教えてくれる「Expert Flyer」
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.