japan.internet.com
マーケティング2003年2月21日 00:00
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大

最初のつまずき ―失敗するメルマガ発行―

この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20030221/7.html
著者:吉田憲人
国内internet.com発の記事
読者にメルマガを配信するアドレスを登録させるには、2つの方法がある。

 (1) メーリングリスト形式… 特定のメールアドレスに空メールを送る
 (2) 登録フォーム形式… ページのフォームにメールアドレスを記載する

米国では、2年ほど前までは(1)の方式が中心であったが、最近は大部分が(2)の方式に移行してしまっている。

日本ではメルマガの登録は(2)の登録フォーム形式が当たり前なので、なぜ米国のメルマガが(1)の形式で登録をしているのか分からないでいた。
これにはどうも、歴史的背景があるようだ。

米国のメルマガは、当初メーリングリスト形式で発行されていた経緯がある。一方、日本では最初から登録フォーム形式でメルマガが発行されている。この違いだ。

しかしある時点から米国のメルマガ発行者は(1)の形式よりも(2)の登録形式の方が、より多くの読者を登録させるという事に気が付いた。実はそれまで、メルマガの登録が上手くできない人たちが大勢いたのだ。

メーリングリスト形式だと、一旦本人確認のメールが届き、届いたメールに返信しなければならない。実はこの作業が登録のネックになっていたのだ。大部分の人は、特定の登録メールアドレスに空メールを送れば自動的に登録されるものと思いこんでいた。その為に、本人確認メールが届いているのに気が付かない人が多かった。ここに機会損失が生まれていたのだ。

そこで現在では多くの発行者が(2)の登録フォーム形式に移行しているのだ。しかしそこでもまた同じような問題を抱え込んでいる。それは「シングルオプトイン方式」と「ダブルオプトイン方式」の選択だ。

シングルオプトイン方式の登録は、1回登録フォームにメールアドレスを記入すれば本登録がなされる。ダブルオプトイン方式の登録は、2回本人のメルマガ登録意志を確認する。つまり、メーリングリスト形式と同じような本人確認作業が発生する。違うのは、最初の登録がウェブにある登録フォーム形式でなされると言う事だけだ。

タイトルに「最初のつまずき ―失敗するメルマガ発行―」と書いたのは、日米ともに読者の集め方に失敗しているメルマガが多いからだ。

日米のメルマガ登録方式でシングルオプトイン方式が中心になっている。ダブルオプトイン方式は、まだ、メルマガ市場に広まっていない。この最大の理由に読者数を確保するためと言う理由がある。

私の過去の経験からダブルオプトイン方式での読者登録は、シングルオプトイン方式で集めた読者数よりも20%から40%読者数が少ない。シングルオプトイン方式を採用している企業は、20%から40%の読者が本登録を出来ないでいると言うリスクを取れないでいる。

このリスクを敢えて取っている企業が日米両国にある。自社ブランドを大切にしている企業だ。彼らの考え方は、数よりも「質」を重視している。シングルオプトイン方式での登録は、企業のブランドを傷つける恐れがあるからだ。イタズラ登録がある度に企業のブランド価値は下がって行く。悪戯登録の被害にあった人は、その企業が勝手に自分のメールアドレスを登録したのだと思い込んでしまうからだ。

ちょっとしたメールアドレス登録方法の違いで、企業のブランドが簡単に傷つけられると言う事実を知らない企業メルマガ担当者が、まだまだ日米ともに多い。

『失敗しないメルマガ発行』を探し求める方は、ぜひ私までお尋ね下さい。

記事提供:Mail Marketing.Biz


japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。
ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。

Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.