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2003年3月5日 00:00

中小オンラインショップがつまらない!

 こんなことを書くとまた叱られるだろうが、どうも最近中小のオンラインショップがつまらないと思う。初期の感動が薄れてしまった。

 日本で中小店を中心にオンラインショップが広まり始めたのは、1996年頃からだ。その後の3〜4年位の成長は本当に素晴らしかったと思う。数々の名店が登場し、ノウハウを競い合う。だがかっての「名店」を今見ると、何だか不思議な印象を受ける。「あれ〜、こんなものだったかしら?」ということだ。

 これは個人的な印象だとは思うが・・。だが、商品ごとに20店位の中小専門店を使い分けていたのだが、今続いているのは2店だけだ。後は楽天等の検索経由で探せばよい。当然ストアロイヤルティは皆無ではある。

 反対に実店舗がおもしろい。結構発見がある。最近は女性起業家が店を起こす事例が目立つ。この勉強ぶりがすごい。従来の卸経由の品揃えを脱し、ネットで商材を探したりしている。一度商材が集れば、それをアソートする演出力の点で、ネットは実店舗にまだまだ劣る。

 近所の商店街にも意外と発見がある。商品力のある生鮮店での、店主のセールスパワーはやはりすごいと思うし、「なんとなくリンゴを買ってしまう」「ネギを買って、急に魚を買いたくなる」状況はネットでは起こらないだろう。

 何で、こんな初歩的な感想を書くのかといえば、中小オンラインショップに対して抱いた初期の「感動」をもう1度味わいたいからだ。

 これまでに積み上げてきたノウハウが重要なことは理解する。だが久しぶりに眺めてみると、2年前と全く変化がない店、トップページプロモーションが陳腐化している店等が目に付いてしまう。

 アマゾンが開業した後の数年、トップページの画面を追い続けたことがある。これが実におもしろかった。なぜこう変更したのか、の仮説が推測できたからだ。今でこそパターンは確立しているが、アマゾンは変わり続けている店の典型だ。

 ネットの最も恐いオキテは「ノウハウは陳腐化する」ということ。そのスピードは売り手が考える以上に早い。

 「変わり続ける店」こそ勝者だと思う。その変化に利用者は魅力を覚える。実店舗含めた業態間競争が激化している。恐らくは「なぜネットで買うのか」という売り手側の自問自答が絶えず必要なのだ。

記事提供:M&M研究所

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