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2003年5月9日 00:00

EarthLink の対スパム戦略、特許侵害訴訟で暗礁に

著者Ryan Naraineオリジナル版を読む海外海外発
スパムメール対策戦略の一環として EarthLink (NASDAQ:ELNK) が『Challenge/Response』と呼ばれる技術を導入しようと計画していたが、Eメールサービス会社 Mailblocks から特許侵害の訴えを受け、計画が暗礁に乗り上げた。

Mailblocks は、Challenge/Response 技術に対する特許を持つと主張している。この技術は、Eメール認証の層を加えることにより、人間以外が送信しているスパムメールを排除するもの。カリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所に提出した訴状の中で、Mailblocks は、保有する2件の特許を EarthLink が直接的にも間接的にも侵害するのを差し止めるよう訴えた。

EarthLink は Challenge/Response 技術を使ったサービスのテストを計画中だ。しかし、もし裁判所が Mailblocks の訴えを認めて差し止め命令を出せば、Earthlink がスパム撲滅を目指して進めている2段階作戦に深刻な打撃を与える可能性がある。

EarthLink はスパム対策の第1段階として、スパム送信者と確認された複数の人物を告訴。今月7日に、「バッファロー スパマー」と呼ばれる Howard Carmack 氏から1600万ドルの賠償金を勝ち取ったばかりだ。Carmack 氏は2002年初めから、違法な EarthLink アカウントを利用して8億2500万件を超えるスパムメールを送ったとして訴えられていた人物。

スパム対策の第2段階として計画されていたのが、コンピュータが自動作成するスパムメールを効果的に阻止する Challenge/Response 技術を使ったサービスだった。この認証技術は、メールに対して自動返信し、実際の人間であることを手作業で確認するよう送信者に要求 (Challenge) する。手作業による確認とは、その自動返信メールに単語の形で組み込まれているコードあるいは画像の説明を見て行なうもの (Response)。その確認がないとメールが配信されない。

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