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2003年5月30日 00:00

スパムも何のその、Eメールマーケティングは好調

著者Brian Morrisseyオリジナル版を読む海外海外発
Eメールマーケティング会社は今年第1四半期、スパムの氾濫によってメッセージが届きにくくなる恐れがあったにもかかわらず、開封率とクリックスルー率を上昇させた。そんな調査結果を29日、マーケティング技術会社 DoubleClick (NASDAQ:DCLK) が発表した。

発表されたのは、DoubleClick が第1四半期に顧客企業のために送った20億通以上のマーケティング Eメールをまとめた Eメール傾向調査報告書。それによると、スパムが Eメールマーケティングチャネルに大きな負荷をかけているという芳しくない警告があったにもにもかかわらず、Eメールマーケティングは驚くほど好調だったという。開封率は昨年第4四半期から8%、クリックスルー率は11%、それぞれ上昇している。

「消費者やメール受信者は、自分が望んで送ってもらうメールと、スパムメールを識別できるということの証しだと思う。それに、マーケティング会社のほうも賢くなっていると思う」と、DoubleClick の戦略サービス担当副社長 Eric Kirby 氏。

DoubleClick によると、平均開封率は39.2%、平均クリックスルー率は8.9%だったという。また、平均不達率も、2002年第4四半期の13.5%から12.5%に低下している。Kirby 氏は不達率の低下について、正当な Eメールマーケティング会社が送付先リストを整備した効果だと指摘した。

ただし、第1四半期に送られた Eメールの総数は減少している。DoubleClick によると、Eメールマーケティング会社の57%がメール送付数を減らしているが、これについて Kirby 氏はおそらく季節的な要因だろうという。

Eメールマーケティングは統計的には好調だが、スパムによる悪影響を否定できない、と Kirby 氏は述べた。最大の問題は、インターネットサービスプロバイダ (ISP) がスパム対策を強化しており、正当なマーケティング会社の Eメールもそれ自体阻止されてしまいがちな状況が変わっていないことだ。

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