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新ビジネス検証結果レポート<オークション代行サービス編>(2)「指定した日時に商品を回収に来てくれて、出品前に商品もきれいにしてくれて、落札者とのやりとりも代行してくれる」そんなオークション代行サービスがあったら、どのくらい利用されるだろうか。ビジネスとしてどのくらい成功する可能性があるのだろう。
前回、調査票を作成した、オークションに関するアンケートを実際にネットリサーチで調査してみた。今回はその結果から「オークション代行ビジネス」のサービス受容性を検証してみたい。有効回収サンプル数は、477サンプルであった。 オークションの利用経験を尋ねたところ、「出品、入札どちらかの経験がある」利用経験者は全体の64.2%であり、オークションサービス全体の利用経験はかなり高く、ネットユーザにオークションサービスが浸透していることが分かる。その一方、「出品、入札ともにある」「出品のみある」と回答した「出品経験者」は34%にとどまった。 ■オークションで出品したことがない人の理由 約7割は、オークション出品経験がないという結果だが、そのうち半数以上が出品への興味は持っているいう。何故、出品していないのであろうか? 出品未経験者に多い理由は次の3つであった。「落札者とトラブルが起きないか不安だから」(52.2%)、「出品作業が面倒」(49.8%)、「仕組みが良くわからないから」(47.3%)。 一方、オークション出品経験者の方にも、「出品時に手間がかかって面倒と思うことはあるか」を聞いてみると、「出品作業(写真撮影や、商品の情報入力など)」が62%と非常に高い。続いて「商品の梱包や発送」(42%)、「落札者との連絡やお金のやり取り」(37%)という結果となり、出品経験者でも出品作業については面倒だと思っている人が多いことが分かる。 オークション出品経験者の不満な点と未経験者の利用しない理由は、重なるポイントが多く、それを代行する「オークション代行サービス」は、多数の利用者を取り込めそうな可能性がある。 ■求められる代行サービスとは 重視されるサービス内容を調べるために、想定している代行サービスのポイント別にどの程度魅力に感じてもらえるのか、5段階で評価してもらった。 「どんなものでも出品できる」「指定日時に商品を回収に来てくれる」「出品前に商品をきれいにしてくれる」「落札者とのやり取りを全てしてくれる」といった代行サービスの各ポイントは、いずれも出品経験者の約7割が魅力的(とても魅力的+まあ魅力的)と高い評価。 出品未経験者は、各ポイントについてさらに強く魅力を感じており、「どんなものでも出品できる」「商品回収」「落札者とのやりとりの代行」について9割が魅力的(とても魅力的+まあ魅力的)と評価した。 オークション出品経験者と未経験者で魅力度の評価の差が顕著なのは、「落札者とのやり取りを全てしてくれる」というサービスポイントである。この代行サービスについて、「とても魅力的」という回答が出品経験者で35.6%だったのに対し、未経験者では56.2%と高い結果となっている。出品未経験者は、落札者とのやり取りの際のトラブルへの不安が非常に強く、やり取りを代行してくれる法人サービスに高いニーズがあることが分かる。 このようなサービスの特徴(メリット)をもつ「オークション代行サービス」を利用してみたいかどうかをずばり聞いてみると、出品経験者は「是非、利用してみたい」(10.4%)「利用を検討しても良い」(61.3%)と回答。出品未経験者の方も「利用を検討しても良い」が74.1%と高いものの、「是非、利用してみたい」の回答は同じく約1割という結果であった。「利用を検討」以上であれば、7〜8割のチャンスはありそうだが、代行サービスのメリットを伝えただけでは、積極的に「是非、利用してみたい」と思う人は1割しかいない。 やはり、利用するかどうかは「サービスの料金(手数料)」が問題になるのであろうか? 次回は「オークション代行ビジネス」はいくらだったら利用してもらえるのか、 ビジネスが成立するために重要なポイントとなる価格受容性調査の結果をみてみたい。 (執筆:西沢真理子、監修:福羽 泰紀) 記事提供:マクロミル
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