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2003年7月7日 00:00
難しすぎる“専門用語”が人々を新技術から遠ざける?――米 AMD 調査「MP3」「Megahertz(メガヘルツ)」「Bluetooth」―― IT関連業界の広告でも多用されているこうした専門用語や、機能盛りだくさんのIT新製品の“複雑さ”が、むしろ人々を製品購買から遠ざけ、新技術の普及に悪影響を及ぼしている… と言ったら驚くだろうか。
米 AMD は2003年7月7日、同社の GCAB(Global Consumer Advisory Board)が行った会合において「新技術の導入に消極的な人が多い理由」に関する研究結果を発表した。 この調査は中国、日本、英国、米国で1,500人以上の消費者を対象に、技術専門用語の意味を問うたり、新しい技術製品の導入についての意向を尋ねたもの。 それによれば冒頭の「MP3」「Megahertz」や「download(ダウンロード)」「megapixel(メガピクセル)」など、11の専門用語の意味を問う問題に全問正解したのは、回答者全体のわずか3%。また用語をよく知っている人々(11問中7問以上の正解者)の層でさえ、「DVR(デジタル・ビデオ・レコーダー)」の定義の正解率は3分の1強だったという。 また専門用語に疎い人(正解数が6問以下)の層では、新しい技術を使った製品の購入を遅らせる傾向が見られ、例えばデジタルカメラの購入について47%の人が「難しそうだ」という理由で購入を当面見送ると回答した。 さらに専門用語をよく知っている層ですら、40%が PDA について「複雑すぎる」と感じるために購入を見送っており「人々は、新技術を複雑すぎると認識するがゆえに、その購入を見送っていることが確認された」(AMD)。製品のセットアップについても同様で、3分の2近くの人が「買ったものはすぐに使えるべきで、セットアップに時間を費やしたくない」と強く思っているという。 AMD の Patrick Moorhead(コーポレートマーケティング担当副社長 兼 GCAB 議長)は、「ハイテク業界は、米国だけでも年間に100億ドル以上の広告費を費やし、製品がどんなに高速でどんなに素晴らしいかを訴えている。だが今回の調査対象となったPCユーザのうち半数強の人しか、PC広告のほぼすべてに登場する『Megahertz』という用語でさえ理解できていないのだ。…技術業界はもっと容易な言葉を使わなければならない」と述べている。 なおこの調査に関する詳細は GCAB の Web サイトにて公開(英文)されている。
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