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Yahoo! が Overture の買収へ、業界への影響必至Yahoo! (NASDAQ:YHOO) は14日、Overture Services (NASDAQ:OVER) を株式交換および現金で買収すると発表した。今回の大型買収劇に、検索業界は揺れている。
買収条件としては、Overture と Yahoo! の株式交換比率が1対0.61で、さらに1株あたり4.75ドルの現金を Yahoo! が支払う。買収総額はおよそ16億ドル規模で、Overture は Yahoo! の完全子会社になる。買収手続き完了は第4四半期の見込み。 Yahoo! の CEO、Terry Semel 氏は、検索分野でも自社の主導権を強化しようと取り組んでおり、今回の買収で、ある種の到達点に達したといえる。Yahoo! は昨年12月、検索サービスプロバイダの Inktomi を、2億3500万ドルで買収している。 Overture の買収が、今注目を集めている検索業界に与える余波は大きく、影響はすぐにも表われる。Overture が Yahoo! 傘下となれば、現在 Overtrue のサービスを一部サイトで運用している MSN との契約は終了する可能性が高い。加えて、Yahoo! と Google の競合関係も、より鮮明になる。Yahoo! は現在、Google と提携して検索サービスを運用しているが、Yahoo! は Inktomi のシステムに移行するというのが、業界アナリストの見方だ。Yahoo! と Google は、排他性の無い長期契約を、2000年6月に結んでいる。MSN は、Overture の広告型検索サービスを、2004年末まで利用する契約を結んでいる。 Yahoo! にとって、今回の買収が意味するのは、通常のアルゴリズム検索から広告型検索や検索データベース有料登録まで、自社の検索サービス全体を掌握可能になるということだ。検索事業が、Yahoo! の従来からあるブランド広告事業とは別の大きな収入源として急浮上して以来、Semel 氏は検索事業の自社運営化を同社の目標としていた。Yahoo! は4月、自社の検索サービスと自サイトとの統合化を一層すすめ、個人化オプションを提供するなどして、サービスを強化した。5月には、自社の検索サービス利用を呼びかけ、検索最大手の Google に替わるブランド構築を狙って、広告キャンペーンを行ない、Yahoo! の検索事業に対する積極姿勢が如実になっていた。 関連記事 最新トップニュース
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