飲料調査:上海の若者550人に聞きました〜その2中国の都市部では、コンビニエンスストアの大量出店や若者のライフスタイルの変化をきっかけにペットボトル飲料が大量に消費され始めています。
チャイナサーベイが上海市で行った調査では、ペットボトル飲料を1日に1本以上飲用する20代〜30代の若者は、全体の48%に上ることが明らかになりました。またペットボトルの購入場所は、75%がコンビニエンスストアです。 この結果を見ると日本の若者とほぼ変わらない消費傾向を見せているようですが、実際の消費の中身は炭酸系の飲料が主であり、機能性飲料が爆発的なヒットを見せている日本とはやや異なる様子です。しかし今年になって SARS の影響や環境意識の高まり等で健康志向が定着し、ペットボトル飲料の飲用意向にも大きな変化が現れているようです。 今回は、上海市に居住する、20代・30代の男女550人を対象とした、「今後のペットボトル飲料の飲用意向」に関する調査結果をご紹介いたします。 ■調査結果 今回の調査では、「現在飲用しているペットボトル飲料のタイプ」と「今後飲用したいペットボトル飲料のタイプ」を比較してみました。 現在最も飲用されているペットボトル飲料は「コーラやサイダー等の炭酸飲料」27.2%であり、次いで「オレンジジュース等のフルーツジュース」19.3%となっています。一方、「ビタミンやその他の栄養素が補給できるサプリメント系の飲料」1.3%や「ダイエットサポート系の飲料」1.8%の飲用実態は非常に低いものになっています。 ところが、現在飲用している飲料タイプと今後飲用したい飲用タイプを比較すると今後大きな変化が起こることが予測されるデータが読み取れます。 今後の飲用意向では、「コーラやサイダー等の炭酸飲料」が現在27.3%→今後12.9%と大きく減少する傾向が現れており、ビタミンやその他の栄養素が補給できるサプリメント系の飲料」現在1.3%→今後7.6%、「ダイエットサポート系の飲料」現在1.8%→今後7.6%と大きく上昇しています。 この2タイプの今後の飲用意向を合計すると15%を超えることになります。現在の飲用実態と今後の飲用意向が大きく異なっていることから、日本で流行している機能性飲料が中国でも爆発前夜であるのではないかと予測できます。 また、上海ではスターバックスが店舗網を広げ若者を中心にコーヒー文化を定着させつつあることを反映してか、「カフェオレ、カフェラテ、コーヒー牛乳」の飲用意向も(現在1.3%→今後6.6%)も大きく増加しています。 また、ウーロン茶や緑茶以外の「その他のお茶」も飲用意向が増加しています。これらの飲用意向の変化は、消費者の健康志向・自然志向が強くなってきたこと、またスターバックスやコンビニエンスストアの出店により若者のライフスタイルがここ数年で大きく変化してきたことが主な原因と考えられます。(記事提供:サイバーブレインズ)
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