![]() ![]() ![]() ![]() ValueClick、Eメールマーケティングサービスを強化この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20031215/12.html
著者:Pamela Parker
海外internet.com発の記事
買収路線を進めるオンライン広告会社の ValueClick (NASDAQ:VCLK) は11日、Eメールマーケティングサービス会社の Hi-Speed Media を約950万ドルで買収することに合意したと発表した。
Hi-Speed Media 買収の狙いは、ValueClick のEメールマーケティング能力の強化にある。すでに ValueClick は、承諾済みの Eメールアドレス名を自社のマーケティングサービスのために集めており、子会社の Mediaplex を通じて Eメール技術を提供している。それでも、これまで Eメールマーケティングは同社の事業の中で大きなものではなかった。 デジタルダイレクトマーケティングおよび企業戦略担当副社長の John Ardis 氏は、「今回の買収は Eメール分野での事業展開のさらなる一歩だ。当社の目標は、マーケティング担当者の問題を解決できるような、一連のサービスを構築することだ」と述べた。 今回の買収で一風変わっているのは、『CAN SPAM Act』法案の可決を条件としていることだ。同法案については、すでに米連邦議会を通過し米ブッシュ大統領の承認待ちとなっており、ブッシュ大統領は承認を示唆している。このように条件をつけているのには理由がある。アンチスパム法については州法が先行しており、カリフォルニア州などは非常に厳格なアンチスパム法を布き、一般的なメールマーケティング事業すら立場が危うくなっていた。CAN SPAM 法案も、基本的に悪質なメールマーケティングを規制するものなのだが、規制が比較的ゆるく、同法の施行によって州毎に異なる規制状況が解消することから、メールマーケティング関連各社は CAN SPAM 法の施行を歓迎しているという状況にある。 Hi-Speed は相互に融通する契約を通じて消費者情報を集め、Eメールアドレスを含めて4000万件の消費者プロフィールを保有している。しかし半数は Eメール配信を拒否しているため、残りの半数を配信に用いている。Eメールリストの相互融通やレンタルは、スパム業者によくある行為だが、ValueClick は Hi-Speed のリスト収集行為を完全にチェックしているという。 今回の買収は、CAN SPAM 法案がブッシュ大統領の承認を得次第、程なく完了する見通し。 |