AOL が新部門設立、オンライン広告販売、検索、Eコマースを統括America Online (AOL) は14日、自社の広告販売ならびに検索、Eコマース事業を統括する新部門『AOL Networks Sales & Solutions』の設立を発表した。新部門は、Time Warner グローバルマーケティング部門担当社長の Michael J. Kelly 氏が率いる。
新部門設立の目的は、自社ネットワーク横断的に広告枠を購入しやすい仕組みを提供し、拡大を続ける特定層向けサービスをテコに売上拡大を狙う点にある。結果、会費売上を除く AOL の全売上は、実質的に一括管理されることになる。 AOL は単一サービス企業から、特定層向けの各種サービスを提供するメディア企業への転換を推進中だ。ここ数か月で同社は、子供やティーンエイジ層、そしてヒスパニック系向けサービスのほか、ブロードバンド利用者向けサービスや低価格ダイヤルアップサービスを展開してきた。アフリカ系米国人向けコンテンツを提供する BlackVoices.com の買収を検討中、との話も浮上している。新部門はほかにも『Moviefone』をはじめ、『Mapquest』『CompuServe』『AOL Instant Messenger』『ICQ』といった AOL 系列のサービスに加え、Time Inc. や Turner Broadcasting の Web サイトの広告枠も販売する。 オンライン広告市場が回復の兆しを見せ始めているにもかかわらず、AOL の業績は振るわない。インターネットバブル時代に獲得した広告契約の更新が思うように進まないことがその主因だ。ただ同社は、2003年第2四半期から第3四半期にかけて広告売上は安定しており、今年は上向くとの見通しを示している。 なお新部門は、検索事業についても担当する。現在同社の検索事業売上は、主に Google の広告型検索サービス『AdWords』によるものだ。 関連記事 最新トップニュース
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