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2004年1月22日 00:00

LookSmart が CEO の辞任を発表、経営悪化の詰腹か

著者Zachary Rodgersオリジナル版を読む海外海外発
LookSmart (NASDAQ:LOOK) は20日、Jason Kellerman 氏が CEO ならびに取締役職を辞任したことを明らかにした。後任人事が決定するまで、同社オーストラリア事業担当 CEO の Damien Smith 氏が、暫定 CEO を務める。

同社関係者のコメントは得られなかったが、昨年同社の事業環境が急速に悪化しだしたことが、Kellerman 氏の辞任につながったのは、ほぼ間違いない。

同社業績に最大の打撃を与えたのは、10月に取引規模の最も大きかった Microsoft との配信契約 (MSN への配信) 延長に失敗したことだ。さらに Sprinks と結んでいた配信契約も、競合先の Google が Sprinks を買収したこともあり先月をもって満了したうえ、Inktomi (こちらも同じく競合サービスの Overture を買収した Yahoo! の傘下) との契約も2月をもって終了する。取引先喪失が重なって、LookSmart は規模縮小を余儀なくされ、従業員の半数を近くレイオフすることなどを計画している。

経費削減に加え、失った契約の売上を一部でも埋め合わせるため、LookSmart は自社サービスの配信先拡大を急いでいる。10月には、キーワード連動型広告サービスの提供を開始し、中核の検索データベース有料登録サービスを補完。12月には両サービスを統合し、全広告主が自動的に広告型検索サービスも利用できるようにした。

皮肉にも、オンライン広告の寵児として広告型検索サービスに注目の集まった2003年は、LookSmart にとって苦難の始まりだった。同社は昨年5月にはすでに、検索サービス業界での競争激化を理由に通期の利益見通しを下方修正していたが、あくまでも競争力強化のための投資拡大による利益率悪化を想定していただけで、これほどまでの状況は予期していなかったといえる。

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