AOL、条件を見直し Travelocity との契約延長を獲得インターネットサービス大手の America Online (AOL) は22日、2005年第2四半期を満了期限として、オンライン旅行サービス Travelocity.com と結んでいたマーケティング契約を見直し、2006年3月まで期間を延長した。
合意内容の詳細はほとんど明らかになっていないが、Travelocity は発表の中で、新たな契約条件が多大なコスト削減につながると述べている。同社はまた AOL (NYSE:TWX)にとってのメリットも挙げており、広告売上が減る一方で、Travelocity の取引高ベースで得る売上増大が見込めるとしている。新条件に基づくマーケティング契約は4月をもって有効となり、Travelocity は複数の AOL ブランドサービスで露出する。 コストの削減は、Travelocity にとって意義が大きい。Travelocity を有する Sabre Holdings (NYSE:TSG) は同じく22日、2003年第4四半期および通期決算を発表したが、第4四半期は前年同期比で売上を3.2%増やしたものの、損益は1株あたり10セントの損失に転じ、投資家からのコスト削減要求圧力が強まっているためだ。同社は AOL や Yahoo! (NASDAQ:YHOO) といったポータルとの配信契約が、自身の売上モデルにとって不可欠な要素なのだが、そのコストは高く、とりわけ AOL の場合 (これまでの条件) はあまりに高額だと述べている。 AOL は近年、同社が急成長中だったドットコムブームの1990年代後半に結んだ、多くの広告および配信契約が期限切れを迎える中、提携先各社から契約内容の見直しを迫られている。昨年10月の SportsLine.com (NASDAQ:SPLN) への払い戻しもその1つだ。買い手市場化している中で、eBay や 1-800-Flowers、そして上述の SportsLine.com など、もはや高額な料金支払いを望まない各社は、次々と AOL との再交渉に臨み、より有利な条件での契約更新に成功している。 関連記事 最新トップニュース
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