![]() ![]() ![]() ![]() RSS:もはや Blogger だけのものではないこの記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20040409/8.html
著者:Pamela Parker
海外internet.com発の記事
先日会った人に、
Jupitermedia の出版部門で働いていることを話したが、
そのときの彼の反応は時代から少しずれているような気がした。
Web サイトを運営してメールニュースレターを発行している会社を「パブリッシャ」と呼ぶことに戸惑っていたからだ。
そんなふうに考える人が今でもいるとは知らなかった。
しかも彼とは技術関のトレードショーで出会ったのだ。
彼に言いたいわけではないが、出版業の定義をさらに広げなければならない時代だ。 USA Today と The Wall Street Journal の記事が何かの兆候であるとすれば、 RSS(XML ベースのシンジケーションフォーマット)が主流になるつつあるということだ。 すでに、New York Times は19、BBC は少なくとも46(このうちひとつは Harry Potter ニュース専用)の異なるニュースフィードを提供し、 そしてもちろん ClickZ はニュースと統計セクション(セクションは増加予定)用にフィードがある。 ご近所の blogger にもおそらく RSS フィードがあるだろう。 Blog コミュニティが、 10年近く前からある RSS フォーマットの復活をおおいに駆り立てている。 Google News、Yahoo! News、MSN の Newsbot など、 ニュース検索サイトの増加も RSS の人気を盛り上げている。 自分のサイトの見出しをこれらの人気のある一団のインデックスに載せたいなら、 RSS はそれをかなえてくれる。 言うまでもなく、 購読などに使うソフトウェア、 ニュースリーダーの世界は拡大している。 ちょうど今週(編集部注:記事の日付けは2004年3月26日)、 Terra Lycos と Dogpile は新しいツールバーを導入したが、 両者とも RSS ニュースリーダーを含んでいる。 Yahoo は RSS ニュースリーダーのβ版のテスト中で、 My Yahoo セクションに組み込もうとしている。 ニュース検索で、 新しいフィードを簡単にモジュールに追加することができるようにするのだ。 しかし RSS の前途がすべて明るいわけではない。 RSS は、 購読者にコンテンツを配信する簡単な(言うまでもなくスパムフリーの)手段だが、 アクセス集中時でも万全というわけではない。 帯域幅が問題だ。 ニュースリーダーの中には、 ユーザーがニュースを読んでいる最中だろうが自動的に更新するものがある。 つまり、サーバーは必要以上に頻繁に ping を実行する。 それでも価値があるだろうか? それにはおそらく、以下の2つの条件が必要だろう。 ●見出しとサイトに誘導する宣伝文句を実際にクリックしている人がいて、 その結果広告が配信される ●RSS フィードで広告を配信し、 フィードから金を得ることができる おやまぁ、どちらも技術面での考慮が必要だ。 RSS フィードが読まれているのは、 前述のとおり ping を自動的に行う状況だからなのかどうかを追跡するのは難しい。 そして Web サイトに導かれたクリックと読者を追跡する難しさもある。 何より、広告の追跡という課題がある。 ありがたいことに、数社が苦労してこれらの課題に対処している。 RSS は進化しているようだ。 すべてを包括するソリューション、 または少なくともすべてを包括しようとしているのは、 スタートアップ企業 Burning Door の FeedBurner だ。 同社の選んだ方針は賢い。 現在の製品を「pre-alpha(実験)版」と名づけ、 それが開発者の意図からはほど遠い製品だということを表している。 しかしそれでも、この製品はかなりのものだ。 FeedBurner は既存の RSS フィードを利用し、 パブリッシャがすべての目的をかなえられるように改良している。 統計機能で、 誰かがリンクをクリックするとフィードのリンクが書き換えられ、 追跡できるようになっている (この機能は IMN もクライアントに提供している)。 もうひとつの機能で、 パブリッシャはフィードの読者を(広告を掲載できる)オリジナルのサイトに誘導できる。 フィードからリンクに貼ってある他の他のコンテンツに行く前にだ。 訪問するのを Amazon リンクには、 リンクから Amazon.com で商品を購入すると、 Amazon の会員 ID を自動的に付加するという機能がある。 さらに、 フィードをフォーマットの異なる XML に変換する機能もある。 ひとつは Web ブラウザが読み込めるもの、 もうひとつは携帯デバイス用という具合に。 「問題は、パブリッシャがもはや RSS に気を配る必要がないようにすることだ。 今や誰も HTML に気を配る必要がないようにね」 と Burning Door の設立者の一人である Dick Costolo 氏は語った。 エディタとパブリッシャが舞台裏の技術的な問題を気にしないで、 仕事に専念できるようにした Vignette StoryServer という会社があったが、 Costolo 氏は、 自分たちの会社を Vignette StoryServer の RSS 版だと考えている。 FeedBurner には現在のところ広告関連の機能はないが、 Costolo 氏によると、 たった2週間前に始めた技術はその方向に向かっているそうだ。 これはやっかいな、文化的問題だ。 RSS の人気が出たのは、 ひとつには、 電子メールや Web が直面するスパムやポップアップ広告といった問題を背負っていないからだ。 広告のサポートは慎重に行わなければならない。 「シンジケーションで広告を行う適切な方法はある。 また間違った方法は非常にたくさんある」と Costolo 氏は語った。 RSS 広告の未来についてもったいぶって話す人のほとんどが、 ひとつには文化的要因のゆえに、 または技術的課題のゆえに PPC(Pay Per Click:課金広告)が最初に開発されるだろうと考えている。 これはすでに始まっている。 RSSAds というスタートアップ企業が、 RSS フィード用の PPC 広告ネットワークに取り組んでいる。 一方、 サイト特定文脈型リスティング会社の IndustryBrains は、 広告をパブリッシャクライアントの RSS フィードにシンジケートしている。 RSS はまだ WebTrends、StoryServer、DoubleClick DART などの段階には達していないが、 そこに近づきつつあるのを知っておくといいだろう。 さぁ、その準備を始めよう。 |