Webマーケティング2004年4月15日 00:00
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【チャイナサーベイレポート】若い女性にバックパック旅行が人気

この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20040415/7.html
著者:株式会社サイバーブレインズ 谷本 秀一
国内internet.com発の記事
5月1日から始まる労働節(メーデー)の大型連休が近づくと、中国では毎年旅行熱が盛り上がるが、近年、若い女性たちの間で「バックパック旅行」が新しいトレンドとなっている。

彼女たちは「背包族(バックパック族、またはリュックサック族)」と呼ばれるが、そのほとんどはOLや女子大生で、寝袋と必要最低限の日用品をバックパックに詰め、地図一枚を携えて旅に出る。

数年前までは、若い女性がバックパックを背負って一人で街や山を歩き回る姿は珍しく、一般の人からは奇異な目で見られることも多かった。しかし、全国的な旅行ブームの盛り上がりとともに、バックパック旅行も徐々に市民権を得つつある。

バックパック旅行が流行り始めた背景には、都市を中心とした、人々の生活レベルの向上がある。生活にゆとりが生まれ、人々が日常生活以外の場に生活の楽しみを見出すようになったのである。また、去年の SARS の流行は人々に健康の重要性を再認識させ、旅行を含めたアウトドアスポーツの人気を高めている。

また、若い女性たちの生活スタイルや価値観の変化も大きい。バックパック旅行を好むある女性は、「自然の中を歩いていると、自由な自分を発見できる。日常生活の様々な束縛から解放されて、子どものように自然と接することができ、時間を忘れて、気持ちを落ち着けることができる」という。

またほかのある女性は、「自分が慣れ親しんだ環境だけで暮らすことは本の最初の1ページしか読まないのと同じ。旅に出て知らない場所に行き、未知の世界を体験してこそ、人生という1冊の本を全て読み終えたことになると思う」と語る。

彼女たちはバックパック旅行に出ることで、日頃の疲れやストレスから解放されて自らを癒し、また、日常生活の中からは得られない経験を通して自らの世界を広げようとしている。ここには、個人の価値観や人生を重視し、それを大切にしながら生活を楽しもうという若い女性たちの意識が見られる。

バックパック旅行の行き先はこれまで、シルクロード、雲南省のシャングリラ、四川省の九寨溝など、中国国内で秘境といわれる地域であった。しかし、女性たちの目は、いまや海外にも向けられており、タイ、シンガポール、カンボジア、インド、ネパール、エジプトなどが、バックパック旅行の新たな行き先として人気を集めようとしている。

これらの国は中国人の個人旅行のビザ申請が可能となっており、さらにビザ手続きを簡略化する動きを見せている国もある。

中国人にとって海外旅行は今後よりいっそう身近なものとなっていく見込みで、「背包族」たちの行動範囲もそれにともなってさらに広がっていくと考えられる。日常生活に癒しと活力を与え、未知の経験をさせてくれるバックパック旅行、このブームはしばらく続きそうである。

※参考資料(以下「中国主要16都市消費・生活実態調査レポート」より抜粋)

4人に1人が海外旅行経験者で、うち半数以上が2回以下

●全体の3/4にあたる74.9%が「海外旅行経験なし」。海外旅行経験「1回」が全体の1割(10.2%)、 「2〜3回」も1割(9.7%)程度だった。
●年齢が上がると海外旅行経験者も多く、30代は男女ともに3分の1以上が経験者。また、年収「7万元以上」の層でも経験者は多く、さらに約1割は「6回以上」と回数が多くなっている。

海外旅行経験の有無について 【N=231】


海外旅行先は「香港・マカオ」がおよそ4割。「日本」への渡航者は2割

●海外旅行経験者(811人)のうち、「香港・マカオ」が最も多く、38.3%。以下、「タイ」22.3%、「日本」20.8%と続く。
●香港・マカオ」は男女ともに1位で、男性の2位は「日本」、女性の2位は「タイ」となっている。 「日本」は20代前半男性でやや高く、「タイ」は20代後半以上の女性の約半数になっている。

海外旅行先をお答えください(仕事での渡航含む)複数回答【N=811】


日帰り旅行は「2〜3ヶ月に1回」と「半年に1回」が2割ずつ。宿泊ありは半年〜年1回が6割

●「日帰り旅行」では、「2〜3ヶ月に1回程度」から「半年に1回程度」が約4割を占める。また、「ほとんど行かない」という人も4割(39.6%)で、「宿泊あり」の「ほとんど行かない」(30.1%)より1割ほど高くなっている。男女別に見ると、男性の「ほとんど行かない」が43.7%で女性(34.6%)より1割ほど高い。エリア別では、所得の低いエリアほど「ほとんど行かない」の割合が多くなっている。

●「宿泊あり」では、「年に1回程度」が最も多く、35.8%。「半年に1回程度」が23.6%と次に多く、これらで約6割(59.4%)を占めている。男性の20代前半で「ほとんど行かない」が高く、40.6%で全体を1割以上上回っている。女性の4割は「年に1回程度」は宿泊ありの旅行に行っている。エリア別では、「年に1回程度」が高所得エリアのおよそ4割を占めている。

国内旅行の頻度

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<16都市消費・生活実態調査レポート 調査要領>
調査時期:2003年7月下旬〜8月中旬
調査対象:チャイナサーベイ調べ
集計回答数:3231名
調査データの詳細は以下のサイトからご覧になれます(PDF ファイル)
チャイナサーベイ 16都市レポート

(記事提供:サイバーブレインズ

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