写真プリントはホームプリント中心へ、店頭利用は低下の見込みデジタル家電分野専門の市場調査会社である株式会社ブレーンチャイルドは2004年4月19日、国内写真プリントサービス市場についての調査結果を発表した。
この調査は、2004年2〜3月にかけて、デジタルミニラボ、ネットプリントサービス、キオスク端末、ホームプリントそれぞれの業態における主要メーカおよび、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話など入力機器の主要メーカ計20社と、チェーン店を中心とするサービス店舗計20店舗を対象に、ヒアリング形式で実施されたもの。 それによると、2003年の国内写真プリントサービス市場は4,907億円規模であり、銀塩DPの減少に伴い2004年から2005年まで同市場は縮小するが、2006年以降は店頭受付デジタルプリントサービスとネットサービスに牽引されて回復基調に転じ、2008年には5,600億円の市場となる、ということだ。 この予測では、2006年以降、プリント市場が拡大すると予測する一方、消費者が撮影画像を楽しむ方法に変化が生じていくことを見込んでいる。つまり、デジタルカメラ購入者の中心は、いずれプリント習慣が伴う銀塩カメラの買換え層からデジタルカメラを初めて購入する世代に移行すると予想され、これらの世代には店頭プリントを利用する習慣が根付かず、プリントはホームプリント中心になり店頭利用率が低下し、画像はモニターで見たり、メールで送ったりするだけになることが考えられるそうだ。 また、ホームプリントにおいてもプラズマTVや液晶TVのような大型デジタルTVの普 及が進む2005年以降には、家庭の居間にあるデジタルTVの大画面で静止画像を見て、家族や友人同士で時間を共有する楽しみ方が一般化すると見ている。 そのため、デジタルカメラ購入者の世代交代や大型デジタルTVの普及が本格化する と思われる2008年以降には、店頭、ホーム共にプリントニーズが低下する恐れがあ る、とのこと。 この予測内容は、4月発刊の調査資料「2004年版デジタル写真サービスの現状と将来展望」で詳述されている。 関連テーマ 最新トップニュース
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