Tacoda、行動分析技術を用いる広告ネットワーク構築中ユーザーの行動分析技術を手がける Tacoda Systems は、同社のユーザー行動分析技術を用い、テキスト広告を運用するコンテンツサイトのネットワーク『AudienceMatch Network』の構築を進めていることが明らかになった。同プログラムは今夏にも開始予定で、検索マーケティング事業を手がけ、コンテンツ連動プログラムにより広告のターゲット化を実現している Google や Overture に対して、真っ向勝負を挑むことになる。
Tacoda は社名を伏せているが、少なくとも既存の顧客の内、広告掲載サイト4社から新ネットワークへの参加を取り付けたという。同社の顧客には USAToday.com、Tribune Interactive、Condénet、Advance Internet、Weather.com といった有名どころが名を連ねている。既に試験運用を開始したサイトもあり、今後数週間中に試験運用するサイトはさらに増える。同社は今夏にかけてネットワーク拡充を目指している。なお Tacoda の顧客企業でなくとも、ネットワークには参加できる。 この新ネットワークは、広告掲載サイトおよび広告主との契約をいかに引き込めるかという点で Google や Overture が提供するコンテンツ連動型広告プログラムと競合することになる。これまで検索マーケティング各社によって一般化した方法、すなわちクリック応酬方式の料金とセルフサービス型オークション方式を Tacoda でも予定している。 一方広告ターゲット化へのアプローチは大きく異なり、検索マーケティング企業は自身の持つページ検索技術によってページの内容を読み取り、それを元に広告のターゲット化を図っているが、Tacoda のネットワークでは、サイト訪問者に関して、広告掲載サイトの持つ情報を元に広告のターゲット化を図る。このサイト訪問者の情報とは、登録データおよび、アクセスしたコンテンツの種類や検索した内容といった、ネットワーク上でのユーザー行動に関する情報を蓄積したもの。 こうした手法は、Engage や DoubleClick が90年代後半に提供した広告ネットワークの手法を思い起こさせる。当時、ユーザープロファイルの巨大なデータベース構築を図ったが、プライバシー擁護派の反発を買った。しかし Tacoda の場合、全てのユーザー情報を所有、保管するのはサイト運営者で、Tacoda は仲介的な役割を担うに過ぎないと、同社 CEO の Dave Morgan 氏は語っている。 関連記事 最新トップニュース
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