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2004年6月15日 00:00

オンラインマーケティングでは収穫逓減の法則が重要

著者Jack Aaronson オリジナル版を読む海外海外発
オンラインマーケティングで重要な、 収穫逓減の法則が操作性に与える影響を考察する。

式の変数を1つ残してすべて増やしていくと、 目的と逆の結果が生じるのが収穫逓減の法則だ。 つまり、ほどほどが大切ということだ。

この法則は、農作業者増は収穫増につながるかという疑問から生まれた。 短期的には収穫増を達成しても、 作業者を増やしすぎると頭打ちとなり、 生産性が下がるというのが答えだった。

この法則は製品分類やサイトのアーキテクチャ、製品カスタマイザ、検索エンジンにも当てはまる。(製品やページのタイプはそのままで)製品や Web ページの分類を増やすとサイトが細分化されて混乱が生じる、ということだ。

Best Buy は製品を4段階に分類しているが、 4番目のカテゴリーまで絞り込んでも46製品ある。 製品も増えているため、まだ収穫逓減の法則とは無縁だ。

一方、Staples.com などが3段階に分類しても、 3番目の分類時点で既に2製品しか残らない。収穫逓減の法則が当てはまる。

方法を模索するのも良いが、過激な細分化は「欠品症候群」から収穫逓減の法則へとつながる。

目的の情報まで選択肢が多い場合は、 概要を用意したほうが効果的かつ効率的だ。

選択肢の多いカスタマイズ機能は収穫逓減の法則の犠牲になり、 選択ミスが発生してくる。 だが、PC 購入時には選択肢によって追加選択可能な部品を絞り込むなど、 「スマート」になってきた。

検索エンジンも「絞り込む」ようになっているが、 あとになって「マッチしませんでした」では感心しない。 絞り込みが障害になることを認識させてくれる。

パーソナライズも良いが、 新しい発見のためには絞り込みと多様性とのバランスが必要だ。

絞り込みの過剰なサイトは、 個人化近視という、 あまりに限定されたものとなってしまう。バランスが必要だ。

仕事の中で収穫逓減の法則を自覚されたことのある方は、 顛末を教えていただきたい

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