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Google、検索キーワードに連動する『AdSense』を開始Google はセルフサービス型の広告配信プログラム『AdSense』を拡張し、小規模なサイト運営者でも、Google と提携して大手サイトが実装している『AdWords』広告掲載検索と同様に、検索表示の際に掲示する広告リンクのクリックで発生する売上を、Google と分け合えるプログラムを開始した。
従来の AdSense は、コンテンツの内容に連動して掲載広告を決める配信プログラムだが、今回の検索設置機能『WebSearch』と組み合わせて利用する AdSense は、検索キーワード連動型という側面が加わった。検索機能そのものは、自サイト内検索をする場合、Google によってインデックス済みという条件が付くが、サイト運営者なら誰でも導入できる。Google はこれまでも無料で WebSearch を提供していたが、同サービスでは、広告売上を分け合う枠組みを提供していなかった。 AdSense の拡張に伴い、Google では WebSearch と組み合わせて用いる AdSense を、『AdSense for search』と呼んでいる。Google はこれまで、トラフィックの多い大手サイトと提携して検索機能を実装し、そこから発生する広告売上を分け合う契約を結んできた。今回の WebSearch と検索用 AdSense の組合わせによって、あくまでもセルフサービスの AdSense を利用するという違いはあれ、小規模なサイト運営者も同様の関係を持つことができる。 Google が今回の新プログラムで意図しているのは、AdWords 広告の検索キーワード連動による露出拡大だ。一般に、検索キーワードに連動した広告は、コンテンツに連動した広告より効果的だと考えられている。なぜならコンテンツ連動では、ユーザーがあるコンテンツページを読んでいるというだけで、ユーザーの求める事柄に適合した広告を抽出していない可能性が否めないのに対し、検索キーワード連動なら、少なくとも該当の検索キーワードが、ユーザーの意図を示しているからだ。新プログラムは国際化にも対応しており、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、日本語、スペイン語、スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、フィンランド語のページで利用できる。 新プログラムでは、サイト運営者が自身のロゴや色使いで、検索ページをカスタマイズできる。プログラムアカウントを得た後は、検索件数やクリック数をはじめ、クリックスルー率や売上を、プログラム利用者用サイトで、随時確認できる。 また Google は、検索を実施したサイトのコンテンツに沿って、検索結果をカスタマイズできる『Site-Flavored Google Search』という機能の試験運用も始めた。同サービスは、自分のサイトに掲載しているコンテンツと合致するジャンルを選択すれば、設定したジャンルのリンクを優先的に表示する検索ボックス設置用の HTML コードを生成する。例えば、「Computers」の「Hardware」を設定した検索ボックスを設置した場合、「Mouse」を検索すると、検索結果は動物の「Mouse」よりも、コンピュータの周辺機器の「Mouse」を優先する。 Site-Flavored Google Search は、試験運用サービスサイト Google Labs で試験しているもので、今回の WebSearch と AdSense を組み合わせた新プログラムとは別のものだ。Google は同様に、自分の興味のあるジャンルを設定して優先表示できる、『Google Personalized』という個人化検索機能の試験運用も行なっているが、Site-Flavored Google Search は同個人化検索機能を元に構築したもので、Google Personalized がユーザー適合化検索とすれば、Site-Flavored Google Search はサイト適合化検索といえる。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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