MSN、メールサービス強化で競合相手に対抗Microsoft (NASDAQ:MSFT) のインターネットサービス部門 MSN は24日、Eメールサービス『MSN Hotmail』の内容を強化すると発表した。中身はメールストレージ容量の増加と、セキュリティ機能の追加だ。今回のサービス内容強化は、間近に迫った Google の無料メールサービス『Gmail』の正式運用開始はもちろん、同じく Yahoo! などが強化策を繰り出している状況をにらんで、MSN が顧客保持のために打ち出した対抗策だ。
まずメールストレージ容量からみると、MSN は今夏中に容量増加を実施し、無料サービスではストレージ容量250メガバイト、有料サービスでは2ギガバイトに増やすという。試験運用中の Gmail では1ギガバイトのストレージ容量を提供しており、一方 Yahoo! は15日に『Yahoo! Mail』の強化を発表し、無料メールサービスでは100メガバイト、有料サービスでは2ギガバイトのメールストレージを提供している。 容量増強のほかにも、MSN は7月初頭より McAfee Security の対ウイルス保護機能を、Hotmail に実装するという。保護機能は無料で利用でき、受信メールと送信メールのどちらについても、ウイルスやワームの存在を調べて駆除する。MSN によると、Hotmail はこのようなウイルス対策機能を備えた唯一の無料 Eメールサービスになるという。 Yahoo! Mail でも同様に、有料無料を問わずウイルス対策機能を提供しているが、無料版ではウイルススキャンと警告のみで、自動駆除機能は有料版でしか提供していない。 また MSN は、Hotmail の有料サービスで、グラフィック広告の掲載を止める。これも Yahoo! が同様の変更を発表しており、追随する形だ。無料サービスでは、Yahoo! 同様、今後も広告を表示する。 なお Hotmail の有料サービス構成も変わる。MSN は現在『MSN Hotmail Extra Storage』として、4段階 (米国サービス) の有料追加容量サービスを実施しているが、これを今夏中に『MSN Hotmail Plus』として一元化する。メールストレージ容量でいえば、現在10メガバイトから100メガバイトの4段階で提供しているところ、上述の通り一律2ギガバイトに増える。またサービス料金も、現在の段階的な設定から、年額19.95ドルに一本化する。現在 MSN Hotmail Extra Storage サービスを利用している場合、自動的に Hotmail Plus に切り替わるという。 関連記事 最新トップニュース
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