ベンダーと ASP からの独立記念日先週末は独立記念日を祝い(編集部注:この記事の日付は2004年7月8日)、
自由と束縛からの開放という理想から、
しばしば企業を縛るビジネス上のしがらみに思い至った。
70年代後半、IBM は依然巨大なマーケットシェアを占領していたが、 その理由のほとんどが、 会社から IBM のシステムを取り除くのが難しいからというものだった。 何もかもが IBM のシステムに依存しており、 このレガシーシステムから、会社は独立を求めていた。 今や、ASP やその他インターネットベンダーは基幹サービスを提供しているため、 自分たちのビジネスが彼らより大きくなったり、さらに悪いことに、 彼らが破産したとしても、独立しにくくなっている。 今回は、会社の独立性を確保し、彼らになるべく依存しないですむような、 取引方法をいくつか考えてみよう。 契約書 ASP やベンダーと交わす契約書のほとんどに、 ある種のエスクロー条項が含まれ、 ベンダーが破産した際、 会社はベンダーが使用するコードとソフトウェアにアクセスできるようになっている。これは、すぐにデータや機能の消失が起きることを回避するセーフガードのように思われるかもしれないが、私はそうは思わない。 自分たちでソフトウェアを適切なコンピュータにインストールする方法を知らない、 何か問題が起こったとき直す方法を知らない、 うまく操作を続ける方法を知らないといった現状を直視しよう。 エスクロー条項に何の害もないとはいえ、 契約書には会社が破産した際のよりよいセーフガードが必要だ。 例えば、自分の会社に関係する内部データのバックアップを自分たちで保持することができるという安全策を、 直接 ASP と約束する必要がある。 電子メールの ASP の場合、 おそらく XML フィードには、 ユーザーの嗜好を載せたユーザーリストが含まれるだろう。 このデータのバックアップをとっておけば、 現在のベンダーが自分たちのニーズに対応しきれなくなったり、 関係が突然終わったり、 ベンダーが破産した場合にも、 別のベンダーに乗り換えることができる。 インターフェイス ASP は、自社のサイトのカスタムブランド化したバージョンを作り、 そこに客の Web サイトをリンクさせていることが多い。 これは、ニュースレター登録ページ、ヘルプデスク、マッピング/ドライブ情報ページなどにも言えることだ。 事前作業は増えるが、 ASP のサーバーへの依存を最小限に抑えることができる。 .NET 時代や XML ベースの Web サービスでは、 自分たちでフロントエンドを提供する一方、 ASP がバックエンドサービスを提供するということが可能だ。 これで多くのことができるようになる。 設計者と開発者はサイトのあらゆる点(ASP が提供する外観を含め)を完全にコントロールできるようになる。 統一したログインも可能だ。 逆に、クライアントと顧客が別々の会社にホストされていると、 同一サイト内の別の場所で別々にログインしなければならないのだ。 一番重要なのは、 ASP が破産したり、ベンダーを変えたりしても、 ユーザーエクスペリエンスは変わらないということだ。 自分の会社のサーバーに自分たちで所有しているからだ。 自分たちでバックエンド機能を開発し、 フロントエンドの外観を変えずに維持できる。 ASP とその他ベンダーは、 メールサービスや、ロケーションベースのマッピング、 ヘルプデスクのメンテナンス、トラフィックの報告にあなた方が時間をとられなくてもすむように、 中心となる機能を提供すべきだ。 また ASP は、 オンラインオークションや教育センターといった大規模ビジネスサービスを提供することもできる。 これらすべてのアプリケーションのフロントエンドは、 できるだけホームに近いところで保持する必要がある。 アプリケーションは、 ベンダーとの関係が終了したとき、 データをバックアップできるフォーマットでエキスポートできるものでなければならない。 こうすれば、独立したいときはいつでも無事にできる。 関連記事 最新トップニュース
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