Microsoft のインターネットサービス部門 MSN が、新しい検索技術を公開した。パソコンのハードディスクの様々な階層にあるデータを瞬時に探し出すことができ、他の検索エンジンが達したことのない域に達することを約束するという。
「今やわれわれは、Web 上のもの以外も検索できる能力を持った。イントラネットで見つけられないデータ、Web データベースなどインターネットでも見つけられないデータも探し出せる」と、MSN の副社長 Yusuf Mehdi 氏は語っている。
Mehdi 氏は7月29日、Microsoft (NASDAQ:MSFT) が行なったアナリスト向け説明会にプレゼンタの1人として出席。Web および自身のパソコン、両方の同時検索を実行し、Eメール、『PowerPoint』ファイル、『Excel』スプレッドシート、連絡先情報、Web リンクなど、適切なファイルを、わずか数秒で探し出せることを披露した。ただし、この新しい検索ツールの出荷日は明らかにしなかった。
検索は、MSN が3方面 ──「通信サービス」「検索」「広告プラットフォーム」── から進めている成長戦略の一部に過ぎない。MSN は広告についても、協調広告 (orchestrated advertising) と呼ぶ新技術をテスト中だ。Mehdi 氏によると、この広告技術は、Web 上で次世代のメディア体験を提供するもので、広告主がより効率的に対象を絞りやすくなり、Web ページ上の広告量を減らせるという。
MSN は、新しい検索および広告フォーマットに加え、新しい音楽配信サービスの開始、ホームページの刷新、新しい形のターゲット広告のリリースを計画している、とも Mehdi 氏は述べた。
これら計画は、検索業界で先頭を行く Google に挑もうと技術やサービスを開発中の Microsoft の戦力を強化するためだ。「新技術は検索分野における重要な投資だ」と Mehdi 氏は述べている。