Google が Yahoo! と和解予定している新規株式公開 (IPO) の日が近づく中、検索大手の Google は9日、未解決だった2件の問題でポータルのライバル Yahoo! と和解した。Google は Yahoo! に対して270万株のクラスA株を発行することになった。Google の株価を予想範囲の中間値として計算すれば、270万株は約3億2800万ドルに相当する。
Google によると、この和解のため第3四半期に2億6000万ドルないし2億9000万ドルの特別費用を計上せねばならず、同四半期決算の損益が純損失になるという。 両社間で最大の問題となっていたのは、Google にとって最大の収入源となっている『AdWords』プログラムのビジネスモデルと技術に関する特許訴訟だった。 その訴訟とは、昨年 Yahoo! の傘下に入った Overture Services が2002年4月、自社の特許 (米国特許第6,269,361号) を侵害しているとして Google を訴えていたものだ。だが、9日の和解によって、Overture は Google に対する訴えを取り下げ、さらに問題の特許および Overture が保有するいくつかの関連特許について、ライセンス料全額支払い済みの恒久的なライセンスを Google に供与することになった。Google は、米証券取引委員会 (SEC) に提出した更新書類の中でこれらの条件を明らかにしている。 第2の問題は、Google と Yahoo! が2000年6月に結んだサービス契約がらみで、Yahoo! が Google 株を約370万株購入できると定めていたワラントに関するものだ。2003年6月、Google はワラント契約の条件に従って Yahoo! に約120万株を発行したのに対し、Yahoo! はもっと多くの株式を得る権利があると主張していた。今回の和解でこの問題も決着した。 この追加株式取得によって、Yahoo! は合計820万株の Google の株式を所有することになり、その価値は Google の株価を予想範囲の中間値として計算すれば9億9630万ドルに相当する。これまで Yahoo! は、550万株 (約6億6830万ドル相当) を所有していた。 関連記事 最新トップニュース
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