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グローバル化でのメタデータの効用上海や北京、東京のホテルを予約しようとして、
グローバル化を試みて失敗したときの挫折を身をもって体験できた。
メタデータとはアカデミックに聞こえるが、 これがパーソナライズした、言語に依存しないユーザー体験の実現の鍵を握っている。メタデータは、Web サイト上に商品を保存し表示する方法を改善し、 言語に関係なく商品情報を正確で最新のものにしてくれる。 以前私は、メタデータを使用することでパーソナライズを進める方法やメタデータでコンフィギュレータを作成したり、 ユーザーをより良く理解したり、 十分に熟慮し属性別に分類する商品カテゴリ分類の方法といったメタデータに関するコラムを書いた。 ローカライズ対言語 Web サイトのローカライズドバージョンを作成する第1歩は、 サイト上の実際のコンテンツとコンテンツの表示方法の違いを理解することにある。 例えば、ほとんどの携帯電話会社はグローバルに事業を展開してるが、 その商品は必ずしも世界中で使えるわけではなく、 地域ごとに商品は多少異なっていることもある。 マクロレベルでは、 ヨーロッパでは使えるけれど北米では使えない電話がある。 ミクロレベルでは、ある通信会社では使えるけれど、 同じエリアコード内の別の通信会社では使えない電話がある。 さらに、言語の複雑さもある。 地域情報は、客が理解できる言語で表示しなければならないが、 言語は地域ごとに決まっているわけではない。 米国在住の人でも、 英語ではなくスペイン語や日本語やイタリア語を話す人もいれば、 ドイツ在住の人でもドイツ語ではなく英語を話す人もいる。 このようなサイトにとって、 フロントエンド(ユーザーが目にするもの)とバックエンド(データベースが目にするもの)の両方に課題がある。 フロントエンドでは、全商品が各言語で表現されなければならない。 バックエンドでは、 データベースとプログラミングのロジックは全言語に対応しなくてもいい。 言語非依存の世界でメタデータを使用 前に説明した様に、 商品カテゴリを分類するのにメタデータを使用することができる。 携帯電話の場合、電話にはそれぞれ、 技術(GSM、CDMA、PCS など)、 機能(カメラ、ビデオ、テキストメッセージ送信など)、 地域(北米、ヨーロッパなど)、 通信会社(T-Mobile、Verizon、Cingular など)など特定の属性が付いている。 ユーザーは、 この属性のいずれを使っても検索と検索結果のフィルタリングが行えるはずだ。 これらの属性は、バックエンドでは言語に依存していない。 カメラ電話で検索すると、 「カメラ電話」はメタデータ環境でデータベース ID に置きかえられるため、 バックエンドは常に同じ結果になる。 例えば「カメラ電話」を ID 91としよう。 フロントエンドでどんな言語を使用したとしても、 システムは ID 91 に属する商品を検索する。 トリックは、ID 91 がデータベース上に様々な表示フィールドを持っていて、 それぞれが各言語に対応しているからだ。 従って、検索基準に合うリストを表示するとき、 フロントエンドのシステムで ID 91 を「カメラ電話」とも「Kameratelefon」とも表示できるというわけだ。 同様に、サイトの検索エンジンは、これらの用語がすべて、 データベース上で ID 91 として保存されている属性の同義語であると理解しなければならない。 このようにメタデータを使用する効果は奥が深い。 この相関性がなければ、 言語に依存しない方法でフィルタリングや検索をすることなど不可能だ。 データは、何度か入力しなければならない場合、汚くなることがある。 各電話の技術仕様書を、すべての言語で書き換えなければならないとすると、 ある言語ではこの電話は「デュアルバンド」であると書いてあるのに、 別の言語ではこの電話は「トリバンド」であると書いてある、 といったことが起きる可能性は高くなる。 人による単純な間違いが、その電話を買うか買わないかに大きく影響する。 「カメラ電話」属性(この例では ID 91)を付けることで、 人間があまり介入することなく、 フロントエンドであらゆる言語に翻訳することができる。 データ入力は1度きりで、 すべての言語で自動的に一貫性が保たれるというわけだ。 メタデータをうまく利用している例 Siemens 社の Web サイトの例を見てみよう。 Siemens は携帯電話市場、特にヨーロッパでは巨大なプレイヤーだ。 同社の電話はとてもいけているし(私は2台持っている)、 Web サイトではこのコラムで扱った事柄がすべて実行されている。 ページの最上部にメニューがあり、ユーザーは国と地域を選択することができる。例えば、ユーザーはベルギーではオランダ語、ルクセンブルグではドイツ語、
中国では中国語で商品を閲覧できるように選択できる。
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