オンライン旅行業界、今後のカギは検索エンジン旅行の下調べと予約をするさい、インターネットを便利なリソースとして利用することはすでに浸透しているが、新たな調査によれば、とりわけ今後の旅行業界にとってビジネスチャンスのカギとなるのは、旅行専門の検索エンジンのようだ。
旅行業界団体 Travel Industry Association of America (TIA) の調査によって、2004年、米国ではほぼ4500万人の成人がインターネットで旅行の予約をしたことが明らかになった。2003年と比べてほぼ6%の増加となる。しかも、オンライン予約をした人の40%が、旅行予約のすべてをオンラインですませているという。2003年は29%だった。 旅行に際しての検索エンジン利用は、オンラインで旅行を計画する富裕層の間では浸透しているものの、全体的な利用率は下がっている。TIA のマーケティングおよび国際調査担当ディレクタ、Andrea M. Stokes 氏は次のように話す。「それでも検索エンジンは旅行計画全般で利用されていることが (TIA の調査によって) 明らかになった。利用目的は、旅行先の情報、ホテルのリンク、運賃の検索、レストランの検索など、さまざまだ」 「しかし、オンライン旅行代理店や他の旅行サイトの利用が増えている一方で、旅行計画に検索エンジンを利用する人の数は減少しつつある」 例えば「われわれの追跡調査『Travelers’ Use of the Internet』によると、旅行計画に検索エンジンサイトを用いる人の割合は、2000年には77%だったのが、2004年には59%に減った」と Stokes 氏は述べた。 既存の検索エンジンを多用して旅行を計画する傾向に変化が見えるということは、すでに検索分野に浸透し始めている旅行専門検索の分野にも、今後チャンスがあるかもしれないということだ。 最近では、Yahoo! が旅行専門の検索エンジン『yahoo.farechase.com』のベータ版を開始し、1度に約50の旅行サイトを検索して運賃や宿泊代を調べられるようにした。Mobissimo も今年に入って航空運賃の検索サイトを始動させており、62の旅行サイトから格安航空券の情報を引き出せるようにしている。 関連記事 最新トップニュース
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