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採用告知の新手法 リクルーティングPR2005年度の新卒採用需要が前年比20%増と高まりを見せている中で、24歳までの若年者
における離職率が約3割*となっているようだ。入社前に思い描いていた会社のイメージと、
実際に働いた後に感じるミスマッチが離職率を高める原因の一つと考えられている。
そのような背景の中、採用告知の段階で自社にあった学生を一人でも多く集めること
が大切である。
(*出展:「平成12年版労働経済の分析」労働省) 採用告知といえば、今まで自社のホームページ上での告知、新卒向け採用ポータルサイト、 雑誌等への広告が一般的な手法だったが、学生の就業スタイル多様化、選考の長期化など から効率よく自社にあった学生を採用するためには自社の事業内容や企業文化などを 多角的に伝える必要が出ている。そのような複合的観点から学生に対して自社を アピールする手法が、リクルーティングPRである。 リクルーティングPRで伝えられるメッセージは多数あるが、特に学生に響くメッセージ として「人材の魅力」「事業の魅力」そして「企業文化の魅力」を伝えることを お勧めしたい。人材の魅力では、入社2〜3年目の社員を取り上げて、様々な角度から メディアに露出させるように働きかける。(メディアに取り上げられるための ポイントは第4回目の「マーケティングPR7つの要素」を 参考にして頂きたい。)また、卒業社員の活躍の様子をメディアを通じて伝えることも効果的である。 これは人材排出企業と言われている、リクルートが成功している手法でもある。 事業の魅力では、学生が直接体験できる「インターンシップ制度」を取り入れる会社が 増えているが、受け入れられる学生数には限りがあるためインパクトにかけてしまう。 そこで、より拡がりを持たせるためにインターンシップ自体をメディアに取り上げら れるように働きかけることが有効となる。その際は、インターンシップの企画その ものにニュース性が必要になるためテーマをよく考える必要がある。(例:フリーターの 増加が社会的問題となっている場合に、自社の事業に絡めた形でフリーター増加を抑制 する施策を学生に考えてもらうなど) 企業文化の魅力については、自社ホームページ上に「企業理念」を掲載しているだけの 会社をよく目にするが、学生はより具体的かつ詳細な情報を求めている。最近では blog 上で 社長及び社員の働く様子や学生に対するコメントを詳細に開示することで、学生からの理解 を得ることに成功している会社も見受けられる。( Livedoor の社長日記や、ドリコムのリクルートblog などがあげられる) 既存の採用告知に加えて、上記の「リクルーティングPR」を用いることでより自社にあった 学生を集めることが可能になる。そのためには、企業の人事部と広報部との連携が必要になる 人事部が人材・事業・企業文化など学生に伝えたい「社内に埋もれている魅力」を吸い上げ、 広報部が情報加工して複合的に伝えていくことがリクルーティングPRの成功のポイントである。
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