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2004年9月24日 00:00

中国:キャラクター市場の可能性

中国でいわゆるキャラクターグッズが人々の生活の中で親しまれてきた歴史は非常に長い。古くは数千年前から、「吉祥物(ji xiang wu)」と呼ばれる龍、麒麟、鳳凰などが家具やお菓子の柄として用いられてきた。

現在、中国の街頭でも様々なキャラクターを見かける。パンダ、孫悟空など中国独自のキャラクターとしておなじみのものもあるが、やはり、あらゆる商品に用いられるキャラクターとして人気が高いのは、海外からやってきた「外国もの」が圧倒的に多い。

日本同様、小さい頃からディズニー映画を見て育ってきた世代には、ミッキーマウスなどディズニーキャラクターの人気が根強い。また、ドラえもん、クレヨンしんちゃんなどおなじみの日本もの、さらに最近は韓国のマンガキャラクター「流盲兎」が人気だ。

中国のキャラクターは主に以下の3つに分類できる。

(1)マンガ、アニメ映画のキャラクター
(2)インターネットゲームのキャラクター
(3)デザインコンテストで選ばれたキャラクター

キャラクターとして最もなじみが深い(1)に関しては、主に玩具や文房具、教育ソフトに用いられている。中国ものでは、アニメ「斉天大聖」の美猴王、マンガ「三毛大世界」などが有名だが、これらは主に子供向け。一方、同じくアニメから人気が出たトムとジェリーやクレヨンしんちゃんなどの外国ものは、老若男女に関わらず人気が高い。

(2)は最近、若者に流行のインターネットゲームの登場人物がキャラクター化されているもの。「魔力宝貝」「泡泡堂」「大話西遊」などのゲームに出てくる人気キャラが洋服や携帯ゲーム、食品パッケージなどに商品化されている。

さらに(3)のデザインコンテストで選ばれたキャラクターもプレゼントグッズ、生活用品、コレクターグッズなどに幅広く使われている。最近では国際少児芸術祭のマスコット「飛飛」などがある。2008年の北京オリンピックや2010年の上海万博に向け、この分野は今後さらなる成長が期待される。

中国の14歳以下の人口は2億8,774万人と日本の1,847万人の15倍以上の市場規模がある。このため、中国のキャラクター市場への注目度は非常に高い。

バンダイは先日、中国で企画したオリジナルキャラクターを日中両国で同時発売、今後は中国でのアニメ化も目指すという。さらに、ハローキティが若い女性に人気のサンリオも10月に広東省深せん市に専門店をオープンする。

中国市場では流行したキャラクターのニセモノも多数出回るため、参入にはリスクも高い。だが、人々の購買力が急激に高まっている大市場・中国への期待は非常に大きい。キャラクター市場も拡大を続けており、昨年は中国のライセンスビジネスの8割ほどをキャラクターが占めていたという。特に、一人っ子政策で、子供が一人しかいない家庭では、父母の子供への投資が加熱していることから、今後、中国キャラクター市場の発展にさらなる期待が高まっている。(記事提供:チャイナサーベイ

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