携帯電話、3G市場にらみ各メーカーが積極展開中国でなくてはならない生活必需品にまで存在感を高めてきた携帯電話。ユーザー数は3億人を超え、世界でも圧倒的な市場規模を誇る。
この市場を引っ張るのが、各端末メーカーの多彩な製品展開だ。日本では製品のラインアップにおいてキャリア側の決定権が大きいが、中国では端末メーカーが独自の製品を投入して、新し物好きの消費者の関心を買っている。世界最大の市場をめぐり、激しい販売合戦も行われている。 賽迪顧問(CCID コンサルティング)の統計によると、今年1〜6月の携帯電話のブランド別シェア(販売ベース)で、米国 Motorola が12.05%で首位。2位にフィンランドの Nokia(11.91%)、3位に韓国のサムスン電子(9.87%)と、外国メーカーが上位を占めた。4〜6位は波導(バード)(9.57%)、TCL(8.16%)、康佳(コンカ)(5.6%)と中国ブランドが続き、7位に台湾の迪比特(5.46%)がランクイン。 日系メーカーは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズがシェア3.42%でかろうじて10位に入るのみで、苦戦している。 平均販売価格は1,500元前後だが、ローエンドとハイエンド機種に分かれる傾向がある。ストレートタイプの白黒液晶画面タイプは700〜800元、カラー液晶タイプだと1,000〜1,200元ほどの手ごろな値段。しかし、折り畳み式やデジタルカメラ搭載モデルになると価格は2,000元を上回るものが多く、中には5,000元という超高級モデルまである。 特徴的なのは、ストレートタイプが依然として根強い人気を誇ること。通話と SMS(ショートメールサービス)がサービスの中心となり、入門モデルとして価格も手ごろだからだ。パナソニックや NEC も、日本ではほとんど見かけることがなくなったストレートタイプを投入している。 世界の有名ブランドが競って中国に進出するのにはわけがある。来年からのサービススタートが予定されている第3世代携帯電話(3G)市場でのイニシアティブを握るため、まずは製品の大量投入でシェア拡大ととも知名度のさらなる向上を図っているのだ。 携帯電話業界では市場飽和がささやかれて久しいが、高速データ通信が可能になる3Gでは新たな発展が期待されている。特に世界最大のユーザー規模を誇る中国への視線は熱い。2Gから2.5Gへ、そして3Gへ。3Gの真価が試されるのは中国市場という声も各メーカーから上がっている。(記事提供:チャイナサーベイ) 関連記事 最新トップニュース
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