地域情報サービス市場、新興勢力が大手に挑戦ポータル大手 Yahoo! の『Yahoo! Local』と Google の『Google Local』が地域情報検索市場を独占していると思ってはいないだろうか。確かに両社のサービスは地域情報検索ユーザーの多くを惹き付けているが、有力者の後ろ盾や革新的戦略を持ついくつかの新興企業も、同市場に参入しつつある。
そうした新興企業の代表例は、最近250万ドルのベンチャーキャピタル資金を調達した Judy’s Book、それにインキュベーター企業 Idealab の子会社 Insider Pages だ。そして、今月13日には、PayPal の共同創立者 Max Levchin 氏から資金援助を受けている Yelp! も、地域情報検索サイトを開設した。このほか、レストラン情報を専門に提供している local-i などもある。いずれも、まだ事業基盤づくりの初期段階だが、競争は強まりつつある。 これら新興企業の多くに共通する戦略は、口コミ情報とソーシャルネットワークの統合だ。同戦略の基本概念は、地域情報検索では消費者のレビューが不可欠な要素であること、そして、そのレビューが友人によるもの、あるいはその知り合いによるものならば、情報の信用度が一層増すという点にある。 Insider Pages の CEO を務める Stuart MacFarlane 氏も、同様な考えだ。同氏は、ソーシャルネットワーク的な性格が、地域検索市場で事業を軌道に乗せるのに極めて重要だと述べている。 だが、上記のような新しいタイプの新興検索企業にとって最大の課題のひとつは、口コミ情報を共有する人々を大勢集められるかということだ。業界観測筋も、利用者およびレビューの数を十分に集めることが不可欠という見方で一致している。Yahoo! が事業所についてのレビューを Yahoo! Local に加えたこともあり、地域情報検索のユーザーおよびレビューの獲得競争に拍車がかかっている。 関連記事 最新トップニュース
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