Webマーケティング 2004年10月20日 00:00

ブロードバンド利用者が増加するとオンライン売上額も増加する

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2004年10月20日 00:00 付の記事
□国内internet.com発の記事

ブロードバンドの成長はオンライン支出の増加を意味する、 とcomScore networks のGian Fulgoni 会長は言う。

「ブロードバンドとインターネットの経験年数による消費者行動への影響を調べる『高位ビット』調査」というタイトルがついたプレゼンテーションで、 Fulgoni 会長は、 ブロードバンドの導入や検索レベルなどのオンライン上の消費者行動に影響を与える無数の要因について、 詳しく解説した。

ブロードバンドユーザーはナローバンドユーザーにくらべオンライン支出が50%多い。 ナローバンドユーザー1世帯あたりの四半期の支出額が217ドルに対し、 ブロードバンドユーザーは311ドルだ。

Fulgoni 会長は、 支出の増加とブロードバンドのつながりはそのスピードにあると言う。

「ナローバンドにくらべ、 ブロードバンドでのオンラインショッピングは比較にならないくらい便利だ」 「買い手は店ごとの価格を速く簡単に比較できるので、 オフラインのショッピングよりずっと魅力的なのだ」と Fulgoni 会長は ClickZ に語った。

また、 Web ユーザーがオンラインショッピングを始めてからの経験年数も、 オンライン支出に影響している。 Fulgoni 会長はプレゼンテーションの中で、 「ユーザー経験が増えるほど、オンラインでの購入がより快適になる」と言及している。 オンライン経験10年のユーザーでは、過去6か月の支出額は平均700ドルだった。 オンライン経験が1年未満のユーザーの場合、 過去6か月の支出額は平均400ドルであった。

「ブロードバンドとEコマースの経験年数が相乗効果をもつのは驚いたが、 それは、 今後数年間で、オンライン支出に大きな伸びが見られることを示唆している」と Fulgoni 会長は言った。

また、会長は、 検索の普及とオンライン支出に与える影響についても詳しく述べた。 検索者はひと月あたり平均34回の検索を行う。 アメリカのインターネットユーザーは8月に39億回の検索を行った。

検索の利用度が少ないライトユーザーが最も多く、 人口の39%。 23%がミディアムユーザーで、 16%がヘビーユーザーと考えられる。 検索をしないのは人口の22%だ。

利用頻度の異なる検索ユーザーごとに出したオンライン支出額の分布を見ると、 数字はいくぶん均衡している。 ヘビーユーザーは、オンライン支出額の35%を負担している。 ミディアムユーザーは34%、 ライトユーザーは27%を担っている。

Fulgoni 会長は、 ヘビーユーザーとライトユーザー間の大きな開きに驚きを示している。 検索とその関連情報の透明性が、 価格主導の市場形成に明らかに影響を及ぼしている。

「これは、商品を低価格で売ることができなければ、 ビジネスを維持するには、 価格以外で魅力的な商品を販売しなければならないことを示唆している」と会長は語った。

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