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マーケティング2004年10月28日 00:00
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メルマガ読者資産

この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20041028/8.html
著者:吉田憲人
国内internet.com発の記事
メルマガの読者を企業の資産と考えるか、 考えないか意見が分かれる時がある。

資産と考える企業は、 メルマガの読者から何らかの恩恵を得ている企業だ。

資産と考えない企業は、 恩恵を得ていると考えていない企業だ。 実際、恩恵を得ていてもだ。

インターネットビジネスを積極的に展開している企業は、 読まれないと言われるメルマガを「読ませるメルマガ」にしようと試行錯誤をしている。 そのために、Eメールマーケティング担当者の育成に投資をし始めている。

現在、この分野で先行しているのは、日本の企業ではなく外資系企業だ。 例えば、米国コンピューターメーカーなどは、 本国で当たり前になっているEメールマーケティングを日本に導入し始めている。

残念ながら、 日本は人材面で遅れているため、 日本の企業が独自にEメールマーケティングを展開しようとしても、 経験者がいないため何も出来ないでいる。 と言うよりは、それ以前の問題を抱えている。

●メルマガ読者を会社の資産として考えていない!

オンラインショップが発行している色鮮やかな商品掲載 HTML メルマガがある。 この手のメルマガは、読ませるメルマガではなく、 見せるメルマガになっている。いわゆるチラシメルマガだ。

このメルマガ読者を会社の資産と言うか、言わないか。

私は、資産とは考えていない。 資産の意味を国語辞典で調べると、 「企業が所有し、その経営活動に用いる財産」と出てくる。

オンラインショップは、確かに経営活動にこの資産を使っているのだが、 使う度に資産を捨てている点で、 私は資産として考えていない。

オンラインショップは、 チラシメルマガを送るメールアドレスを大量に集めている。 1メールアドレスの単価が10円から20円のコストで読者集めのプロモーション広告を打つのだが、 良質のメールアドレスは集まりにくい状況になりつつある。

これは、餌で釣るプロモーションであり、 読者は餌ほしさにメールアドレスを登録するためだ。 本来のお客になりにくい登録者が当然多くなる。 でも、これ以外に、 大量に安くメールアドレスを集める手段が見出されていないため、 今も続けられている。

このような形で集めたメールアドレスの読者にチラシメルマガを送ると、 10%〜50%の読者がメルマガを解除して行く。 そこで、また、 新しいメールアドレスを集めるため投資をすることになる。

チラシメルマガを送るたびに読者資産が減少して行くのだ。

本来の読者資産は、メルマガを送る度に資産が増加して行くべきだ。 少なくとも、現状維持の読者資産にしなければならない。

読者資産を資産として考えていない企業は、 質の良い読者を集めて育てるという行為を実践していない。 一度きりの売り上げで読者資産を切り捨てている。

●メルマガを発行する度に読者資産を増やす方法がある。

その方法を実践するには、4つの点に注目する必要がある。

1)THINK customer experience
2)MAKE privacy protection a part of your brand promise
3)ENSURE recipients know you
4)MEASURE consumer impact

メルマガを受信するお客の印象と体感を良くして、 個人情報保護を訴え、 読者にあなたのことを知らしめて認識させ、 配信したメルマガの効果を測定し分析する、ということである。

一度、あなたの会社の読者資産について考えて見てはどうだろうか。 (執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)

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