オハイオ州、投票日の週にゲイサイト訪問者が急増Bush 大統領再選の鍵として、2004年版「フロリダ」(翻訳者注:前回2000年の米大統領選挙で勝敗を左右したのはフロリダ州)となったのはオハイオ州だったが、
そればかりでなく、
ここは同性愛者同士の結婚をめぐる論争の本拠地でもあった。
この論議は様々な異論を呼び、 その結果ゲイサイトとレズビアンサイトのインターネットトラフィックが増加した。 Hitwise は、 オハイオ州が投票日の週のゲイサイトおよびレズビアンサイトの訪問者数で、 アメリカ全州中トップ3にランクインしたことを報告した。 同社は、211のゲイおよびレズビアン社会サイトのモニタリング調査を行い、 オハイオ州では、 11月6日までの1週間にそのようなサイトを訪れたインターネットユーザーが、 他の州のユーザーより52%多かったことがわかった。 この数字を上回ったのはワシントン D.C. とニューメキシコ州だけで、 それぞれ110%と60%だった。 利用情報は、 ISP の協力で入手したデータおよびオプトインユーザーから収集した。 オハイオ州の人口が統計学上どのような構成をしているか、 また選挙で同性による結婚を違法とした11州のひとつとして、 このトラフィック傾向が実際何を示すのかについては議論の余地がある。 「データが、訪問者の信念や立場をすべて決定付けるわけではないが、 活動的で規模の大きいゲイとレズビアン社会がオハイオ州にあることを示しているのではないか」と、 Hitwise の Bill Tancer 調査担当副社長は語った。 「同性愛の問題が、 結果的に同性結婚の禁止を選んだ州においていかに重要な意味があり、 また大統領選挙の結果を左右したのかという点もうかがい知ることができる」 同性愛の専門家は、 オハイオ州に不相応な大きなゲイ社会が存在する可能性に異議を唱える。 ゲイニュースのポータル PlanetOut の上級記者 Chris Bull 氏によれば、 トラフィックが急増した理由に、 同性結婚を禁止するかどうかという論争が白熱していた点をあげるほうがもっともらしいという。 「LGBT(レズビアン ゲイ バイセクシュアル トランスジェンダー)コミュニティは、選挙年であった今年、かつてないほどの攻撃を受け、 特に州民投票で反同性婚政策を支持した11の激戦州では激しかった」と、 Bull 氏は言った。 「このような状況では、同性愛者が仲間からの心の支えと最新選挙情報を求めて、 ゲイサイトに目を向けたのもうなずける。 インターネットは、大都市部以外に居住する人にとって特に魅力的な場所で、 より親近感を感じられ、より活発な政治活動が行われる場所なのだ」 サンフランシスコのゲイ社会 Web サイト Queery.com の共同所有者である Richard Kravitz 氏は、 トラフィック量の増加を、 同性愛者のインターネットユーザーによるものと限定することに確信を持っていない。 「すべてオハイオ州の州憲法修正案に関係している。 必ずしも訪問者がすべてゲイかレズビアンだということにはならない。 どちらかといえば、 ゲイ社会に反抗するための攻撃手段を探してそのようなサイトを訪問する人がたくさんいるのを見てきた」と、 Kravitz 氏は語った。 同性愛者のインターネットユーザーの80% は男性で、 大半のアメリカ人と比較して高所得者層であることから、 複数の大きな政治問題でひどく意見が分かれている州のデータの重要性に、 マーケッターは困惑しているようだ。 Hitwise は、 ISP の協力で得た情報と多数のオプトインユーザー回答をあわせてインターネット利用状況を入手し、 PricewaterhouseCoopers の監査のもと、 プライバシーに関する地域および国際法規を遵守している。
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