Arbitron、インターネットラジオ聴取率調査サービスを再開Arbitron が、comScore Media Metrix と提携して新たな手法を採り入れ、インターネットラジオの世界に帰って来た。同社はメディア調査と市場調査の会社で地上波ラジオの聴取率調査なども行なっているが、インターネットラジオの聴取率調査サービスについては、今年2月に中止していた。
新サービスの名前は『comScore Arbitron Online Radio Ratings』で、調査には comScore が持つ世界規模のパネル (調査回答者集団) に属する米国内のインターネット利用者約20万人を使う。以前 Arbitron が提供していたサービスでは、モニタリング用ソフトウェアを顧客のサーバーにインストールして聴取率を計測していたが、この手法は費用効果が低く拡張性もなかったという。 新サービスでは、「average quarter hour」推定平均聴取者数と「cume」推定聴取者数を、38の人口統計学的分類および15の標準放送時間帯について提供する。average quarter hour とは、15分間の時間区分のうち最低5分間そのラジオ局を聴いていた人数の平均値で、cume とは、重複のない累積的な聴取者総数だ。この2つのデータを提供することにした狙いは、従来型ラジオ媒体の広告企画者や広告枠購入者に配慮し、彼らが使い慣れた基準 (平均聴取者数と聴取者総数) でオンラインメディアの効果を測れるようにすることにある。 comScore Media Metrix の代理店業務開発担当副社長 Lynn Bolger 氏は、Arbitron との提携について、きわめて自然な流れだと言い、次のように述べた。「この提携は市場のニーズによるもの、と私は思う。今はオンラインラジオのコンテンツが大量にある。それらコンテンツの提供者の中には広告の販売を考えている向きも多い。両者の橋渡しが必要になっていた」 両社はすでに、大手ポータルのオンラインラジオ部門から契約を獲得している。Yahoo! の『LAUNCHcast』、America Online の『AOL Radio@Network』、および Microsoft の『MSN Radio』と『Windowsmedia.com』は、サービス開始時からの顧客だ。これらの契約はすべて、オンラインラジオ界のベテラン Eric Ronning 氏と Andy Lipset 氏が昨年設立したインターネットラジオ専門の広告販売会社 Ronning Lipset Radio が担当した。 関連記事 最新トップニュース
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