DoubleClick が Omniture と提携、サイト分析事業から撤退オンライン広告技術大手の DoubleClick (NASDAQ:DCLK) は、Web サイト分析サービス『SiteAdvance』を止める。同サービス利用中の顧客企業約50社については、オンライン分析大手の Omniture の『SiteCatalyst』サービスに移ってもらう意向だ。DoubleClick が6日、Omniture との提携発表に伴う形で明らかにした。
DoubleClick によると、サイト分析市場について調べた結果、自社のサービスに不足があることが判明したという。SiteAdvance は、宣伝キャンペーン向けの分析を提供していたが、サイト固有のユーザー行動データ提供という点では競争力がなかった。 同社社長 David Rosenblatt 氏は、次のように述べている。「ユーザー行動分析は、わが社にとって中核市場ではなかったため、同分野のトップ企業と提携したいと考えていた。Omniture との提携によって、他社と真に差異化できると見なしているもの、すなわちわが社が誇る Eメール配信サービスおよび広告配信サービスを (SiteCatalyst と) 統合して、サイト分析サービスを顧客に提供し続けることができる」 DoubleClick は現在、SiteAdvance の顧客として、Buy.com、Carrot Ink、Dixons Group、Verio、Crate and Barrel、Flax Art & Design、J. Jill をはじめ約50社を持っている。Eメール配信『DARTmail』および広告配信『DART for Advertisers』の顧客には、Procter and Gamble、eBay、Wall Street Journal Online などが名を連ねる。 DoubleClick は、SiteAdvance 利用企業を SiteCatalyst に移す作業を2005年第1四半期に開始する。DARTmail および DART for Advertisers と Omniture の SiteCatalyst との完全統合は、2005年第2四半期になる予定だという。両社の提携契約は、Omniture が SiteAdvance 利用企業との既存契約を尊重し価格を引き上げないこと、DoubleClick が SiteCatalyst を積極的に販売することを義務づけている。 DoubleClick と Omniture が期待するのは、お互いのサービス統合がもたらす効果だ。Omniture は、自社の顧客のうち60社が DoubleClick の製品サービスも併用しており、そうした顧客により多くの価値を提供するチャンスだと述べた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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