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2004年12月17日 00:00

Google の商標キーワード問題はなお未解決

著者Kevin Newcombオリジナル版を読む海外海外発
Google は15日、同社広告プログラム『AdWords』をめぐる自動車保険大手 GEICO との訴訟で大きな勝利を得たが、商標にからむ同社の法廷闘争がこれで終わったわけではない。個々の広告主は依然として、検索エンジンを介した広告で商標権を侵害したとして法的責任を問われる可能性がある。

米連邦地裁の Leonie Brinkema 判事は15日、商標権の対象となるキーワードを基にした広告表示を可能にする Google の規定は合法であり、今後も継続可能とする判決を言い渡した。Brinkema 判事は裁定を書面に記すため、訴訟を一旦中断し、その間に両者が残りの訴訟内容について和解するよう促した。残りの内容とは、Google の広告主がテキスト広告の中で商標権の対象用語を使用することに関するものだ。

直接侵害に関する15日の判決は、今回の訴訟の事実関係のみに基づいており、American Blind and Wallpaper Factory などが起こしている他の係争中の訴訟に影響することはない。

Brinkema 判事はそれまでに2度、商標権の侵害など、Google の商慣行をめぐる訴訟を GEICO が続行することは法にかなっているとして、これを認める裁定を下している。その事実を考慮すれば、15日の判決内容も、自社名の入ったキーワードによる広告表示で顧客が混乱したという GEICO の主張に関して、同社が十分な証拠を提示できなかったと判事が判断しただけのことに過ぎない、と American Blind の訴訟担当弁護士 David A. Rammelt 氏は言う。

「15日の判決には、当該訴訟の特定事実を超えて適用されるような、判例としての価値はほとんどないと思う。判事は、Google の AdWords プログラムが合法だとか、Google は利益追求のため他社の商標を販売してもよいといった、全面的な判断を下したわけではない」と、Rammelt 氏は述べた。

つまり、GEICO は今後も他の検索エンジンや個々の広告主を提訴でき、商標権を所有する他の企業も Google を提訴できるということだ。

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