米大手芸能エージェンシがビデオゲームマーケティング事業に参入ハリウッド俳優の Harrison Ford 氏、Johnny Depp 氏、Jim Carrey 氏などが契約を結んでいる大手芸能および著作権エージェンシの United Talent Agency (UTA) は12日、映画業界/ゲーム業界/広告業界を結びつける業務に着手するべく、ビデオゲームおよびインタラクティブメディア業界の大物 Jonathan Epstein 氏を招き入れたと発表した。
Epstein 氏は、その拠点となる UTA のサンフランシスコ事業所を開設する。 Epstein 氏はインタラクティブ広告業界で豊かな経験を持つ人物で、パソコンゲームおよび専用機ゲーム関連のニュースサイト『GameSpot.com』を創設し、社長を務めた。同じくパソコンゲームと専用機ゲームの総合サイト『GameSpy.com』の社長任期中には、IGN Entertainment との合併を果たし、合併後の新会社で上級副社長とメディア担当ゼネラルマネージャを兼務した。さらに、CNET Networks や ZDNet で働いた経験も持つ。 テレビ番組や映画の本編に製品を登場させるマーケティング手法を「プロダクトプレースメント」と呼ぶが、ビデオゲームにおけるプロダクトプレースメントおよび広告の契約締結が、Epstein 氏の重点を置く分野の1つになる。最近ビデオゲームソフトに、リアルタイムに広告を配信する広告ネットワーク会社が現われている。しかし同氏は、こうしたインプレッションベースのビデオゲーム広告ネットワークに懐疑的だ。 「バナー広告やグラフィック広告の様式を用いた手法は、ゲームの遊び手との双方向性という利点を根本的に活かしていない。ほかの広告メディアを選ぶことに比べ、格段に優れているとは言いがたい。大事なのは、ゲームに関与すること、そしてゲーム内に広告製品があることだ」と Epstein 氏は語る。 Epstein 氏は、ゲームソフトにおけるプロダクトプレースメントを進める上で、いくつか課題があることも承知している。広告製品をゲームに統合するには時間がかかり、ゲーム開発業者の開発サイクルに支障をきたす可能性がある。それでもこの問題は克服できると、同氏は語った。 UTA はこれまでのところ、プロダクトプレースメントを検討しているクライアントを公表していないが、数週間以内に発表すると述べている。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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