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2005年1月19日 00:00

中国:携帯市場におけるブランド各社の動き

ここ数か月、携帯電話の販売量は安定を保ちつつ緩やかな上昇を保ってはいるが、次々と現れる新製品や各社の戦略発表会以外に、携帯ブランド各社の動きで特別光るものはない。

2004年9月の全国携帯電話販売台数合計は489.91万台となり、販売収入は76.65億元となった。8月と比べるとそれぞれ4.95%、2.43%増加している。地区別に見てみると、依然として華東区での販売量が一番多く、169.25万台でトップ。次いで華南、華北、東北、西南、そして西北と続く。

ブランド別では、国産携帯電話が 依然マーケットの谷底を徘徊しており、過去に大半を占めていたシェアも今では国外ブランドに押され減少する一方だ。国外ブランドの Nokia や Samsung、Sony Ericsson などは比較的穏やかな上昇を維持しているが、Motorola や Siemens などは相次いで新商品を出したにもかかわらずシェア減少を食い止める事ができずにいる。

【低迷を続ける国産ブランド】
国産ブランドのシェアが歴史的とも言える38%まで下がってしまった原因が、国外ブランドの狂気じみた“反撃”にあるとは一概には言えない。

シェアで優位に立ったとき、さらなる新製品の研究をすると同時に、他社が打ち出してくる新技術・新製品に対する“防御力”も備えていかなければならない。しかし、勢いよくシェアを拡大していった国産携帯ブランドは前だけを見つめ、外からの攻めに対する防御策を考えていなかったがために、国外携帯ブランドにあっけなくシェアを奪われていった。

国産携帯として第一線をゆくバード(波導)、TCL、コンカ(康佳)。今後どのようにしてシェアを守り、また巻き返しを図るのか。その対策を図るのが急務となっている。

【Samsung の売りはデザインセンス】
Samsung は携帯電話のマーケット上で地道に華蓋(スライド式)シリーズを広めていき、同時にその携帯の値下げ“ゲーム”を繰り広げた。今年第3期には世界でのシェアが13.8%となり、Motorola を追い越して世界2位の座を獲得した。中国市場においても1位との差を着実に縮めてきている。

Samsung は今、かつて折り畳み式携帯電話でその市場を築いたように、スライド式携帯においても再びそのデザインセンスで市場の流れを作り出そうとしている。独自の長所を見出し、特徴を生かしてそれを発揮する。これがまさに Samsung の優位のありかただと言えよう。

【Nokia は利潤よりシェア重視か】
Nokia の携帯電話は中国市場においても絶大な人気があり、依然優勢を保っている。あるモバイル情報誌で発表された10月の全国携帯電話販売ランキングベスト10では、Nokia の製品が1位から6位までを独占。今は5万円前後の携帯電話も市場に多く出回っているが、ランクインしている機種の販売価格はどれも手頃で、1万〜2万円で買えるものばかりであった。

2004年第3期の財務報告によると、携帯市場における Nokia の世界利潤は6.6億ユーロとなり、前年同期比のマイナス20%となっているが、Nokia ブランドの特徴は“簡単”“実用的”“低価格”であり、彼らが狙っているものは“販売量”と“シェア”の拡大なのである。

【焦る Motorola】
Motorola の携帯電話は機種も豊富で価格帯も幅広く取り揃えているが、最近は新鮮味が足りないせいか、シェアは増加するどころか下降線をたどっている。

2004年前半、Motorola はミドル・ハイエンド製品に重点を置いていたためローエンドの新製品は発売しておらず、それがシェアや販売量にも影響したと考えられている。

2004年第4期にはローエンド携帯7機種の発売を予定しているが、この対策がどう市場に影響するか、今後の市場動向が注目される。(記事提供:チャイナサーベイ

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