聯想ブランドへの拒否反応が最も目立っているのが台湾 IBM だ。国際的企業で働くという目標とプライドを持っていた従業員にとって、あっという間に米国企業が中国企業に変貌してしまうのは如何ともしがたいところだろう。同社からは退職者が続出する模様だ。
逆にHPの台湾法人は、消費者の IBM 離れがシェア拡大の絶好の危機と捉え、市場開拓をさらに進めるほか、「IBM からの転職者も大歓迎」(何薇玲董事長)という態度を採る。
市場調査会社の Forrester Research は、IBM のPCユーザーはノートブック型PC(ノートPC)、デスクトップ型PC合わせて48%近くが Dell やHPに「鞍替え」すると予想した。聯想にとっては、この顧客流出の幅をいかに最小限にとどめるかが最初の課題になるだろう。当面は使用可能な IBM ブランドでシェアを維持している間に、アフターサービスなどのソフト面を整備する必要性がある。
(記事提供:チャイナサーベイ)