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2009年7月4日
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Webマーケティング2005年2月16日 00:00

中国:デジタルビデオカメラ市場動向

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中国の一般家庭におけるパソコンの普及とインターネットの進歩によって、デジタル製品の普及がますます進み、巨大な消費者群ができ上がりつつある。その中で、デジタルカメラに次いでデジタルビデオカメラが急速に普及する人気商品になった。デジタルビデオカメラ市場では少数のメーカーが牛耳る時代は終焉し、今や数十のメーカーが市場にひしめいている。しかし中国メーカーはコア技術を把握していないため、真の意味で市場参入したとは言えず、市場は相変わらず外資系メーカーに握られている。なかでも市場に影響力を持つのは、SONY、Panasonic、JVC(ビクター)、キヤノン、サムスンの5社である。

ある統計によると2003年の中国国内のデジタルビデオカメラ販売量は55.6万台にまで達し、2004年についても正式な統計はまだ発表されてはいないものの、市場規模は70万台まで達したと言われている。2004年、全世界のデジタルビデオカメラ市場の市場シェアトップ4は、SONY、JVC、Panasonic、サムスンだった。中国国内市場においては SONY、Panasonic、JVC、サムスンの順でトップ4を占めている。

中でも SONY は中国国内のデジタルビデオカメラ市場の約50%以上を占めている。同社は世界でも有数のデジタルビデオカメラに関する研究開発機関及び技術者を有し、デジタルビデオカメラ業界の新技術の多くは、そのほとんどが SONY によって研究開発されたものと言われるほど、この業界では巨大な力を持つ。SONY は2003年に中国国内にて約25万台以上のデジタルビデオカメラを販売した。DCR-HC15E、HC20Eという低価格の製品からTRV60E/75Eという211万画素の製品、PC330Eという331万画素の製品も発売しており、その製品ラインナップは豊富である。またそれらの性能も様々で、価格帯も3,000元から1万元と幅広く、一般消費者のあらゆるニーズに対応できる販売体制を築いている。

この SONY が圧倒的強さを見せる中国デジタルビデオカメラ市場において、韓国企業であるサムスンは低価格戦略にて市場シェア拡大を狙っている。サムスンは2003年の中国国内販売台数がわずか8万台であったのにもかかわらず、2004年の中国国内における販売目標台数を30万台とし、市場シェア獲得を目指している。

中国国内においてデジタルビデオカメラが登場してまもない頃、その価格は平均1万元前後、最も安い物でも6,000元から7,000元とかなり高価な家電製品であった。それが2003年には SONY のデジタルビデオカメラ標準価格は4,800元、2004年には3,900元となり、Panasonic や JVC などは SONY 標準価格より若干低い価格で販売している。サムソンは30万台の販売目標達成のため、まず2004年の標準価格を SONY より5%低い3,700元に設定した。さらにいくつかの製品に関しては1,000元相当の景品を付けることによって、価格の優位性をもって、中国市場でのシェア拡大を目指している。

この低価格戦略の背景には2003年頃より、中国の一般消費者の中にデジタルビデオカメラに対する関心が急激に高まったことがある。またデジタルビデオカメラ市場規模成長を支えているのは低価格帯の製品であるという事実も影響している。今までデジタルビデオカメラを使用したことがないこれら消費者にとっては、既存価格は高すぎる。そこでサムスンは2004年をデジタルビデオカメラ市場のシェア率拡大の絶好の機会と捉えて、VP-D101という1/6インチ80万画素CCD、光学16倍ズームレンズを備えたデジタルビデオカメラ入門者向けの製品を発売した。この製品は入門者向けに「簡単で質素な外観」および「機能は充実しているが使いやすい」という特徴を持たせ、価格も3,299元と低価格に設定した上で、入門者向けに市場シェア拡大を狙っているのである。

もちろんサムスンの動きに対して、その他メーカーも手をこまねいているわけではない。SONY のDCR-HC15E(3,400元)、DCR-HC20E(3,750元)、Panasonic のNV-GS50(3,700元)、NV-GS30(3,550元)、NV-DS65(3,500元)、キヤノンのMV650i(4,500元)、JVC のGR-D33AC(2,750元)などの各メーカー販売主力製品は低価格帯に属する製品となっており、デジタルビデオカメラ市場における低価格製品の販売競争は激化必至である。

2005年もデジタル関連製品に対する中国の一般消費者の関心の高まりは昨年以上に高まると予想されている。それはデジタルビデオカメラの低価格化=大衆価格となり、また性能も向上していくものと思われる。

昨年までは技術力及び資金力でなかなか参入できなかった中国系メーカーもこの潜在力があるデジタルビデオカメラ分野に参入を目論んでおり、今までの日韓メーカーも含めた市場競争はより激化するであろう。

注)各デジタルビデオカメラの価格は『騰訊数碼頻道』上の価格より抜粋した。

※1元=約13円

(記事提供:チャイナサーベイ

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