キリスト教信者をターゲット、新しい口コミネットワークキリスト最後の12時間を描いた映画『The Passion of the Christ』(邦題『パッション』) のマーケティングを共同で行ない成功を収めた、2つのマーケティング会社が、合弁会社 Ground Force Network (GFN) を設立し、キリスト教信者をターゲットにした口コミ型ネットワークを展開する構想を進めている。
手を組んだのは、オンラインマーケティングに強い Buzzplant と、創業50余年の伝統を持つ総合マーケティング会社 Strategic Marketing Solutions だ。両社の合弁会社 GFN のマーケティング手法は、口コミ型業界の大手、BzzAgent (日用消費財大手 P&G のマーケティング子会社) や Tremor といささか似ている。3社ともボランティアに商品サンプルやインセンティブを提供して、顧客企業のマーケティングプロジェクトに関する噂を拡げてもらっている。違いは、GFN がキリスト教志向および家庭向け志向の企業のみを顧客にしている点だ。なお、GFN は、協力してくれるボランティアのことを「フィールド エージェント」(Field Agents) と呼んでいる。 「われわれは、このニッチ市場に焦点を合わせることに躊躇していない。The Passion of the Christ のマーケティングを行なった経験から、同市場には潜在的な大きなビジネスチャンスがあることに気づいた。適切に働きかければ、経済的にも文化的にも大きな影響を与えられる可能性がある」と、Buzzplant 社長 Bob Hutchins 氏は述べている。 GFN はこれまでに、1000人を超えるボランティアをデータベースに登録したが、3月末までにこれを3000人にまで増やしたい考えだ。扱っているプロジェクトには、10代の少女のための会議『Girls Only』、Passion of the Christ の Jim Caviezel 氏主演の映画『Madison』、キリスト教信者のロックバンド『The Afters』、聖書に基づいて肉体および精神の健康をはかるプログラム『The Makers Diet』などがある。また、Hutchins 氏をはじめ GFN の幹部は、キリスト教音楽業界とつながりを持っており、その関係を通じて、顧客を増やせる見込みだという。 なお、GFN は、フィールド エージェントとして新たに登録するボランティアたちに対して、どんなことに関心があるか尋ねるとともに、自己紹介を求める。その情報をもとに、それぞれのキャンペーンに適切なフィールド エージェントを絞り、Eメールで連絡を取る仕組みだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
|
|