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2005年3月16日 00:00

中国:インターネット広告市場の最新動向(2)

前回の続き】

各社がインターネット広告事業に力を入れる理由

(1)中国インターネット人口の急激な増加
中国互聯網絡信息中心(CNNIC)が発表した「第14回中国互聯網絡発展状况統計報告」(2004年6月末データ)によると、中国のインターネット利用人口は約8,700万人に達し、2002年時の約4,580万人(「第10回中国互聯網絡発展状况統計報告」)よりも、約1.9倍と驚異的な伸びを示している。

過去7年間で中国のインターネット利用者は140倍にまで増大して、アメリカに次ぐ世界第2位のインターネット大国になっている。今後もインターネット利用者数は毎年20%から30%のスピードで増加し、2005年にはインターネット利用者は1億人を突破し、2006年には1億5,000万人に迫ると推測されている。

(2)ネット広告の効果測定のしやすさ
テレビは今や、中国全土に普及しその視聴者は8億人と言われている。それ故、テレビコマーシャル(CM)は多くの人に自社製品を宣伝できる最も有効なメディアであるが、いつどれくらいの人が自社のテレビCMを見て、購入につながったかという広告の効果測定は非常に難しい。

それに引き換え、インターネット広告においては例えばメール広告のように広告を届けたい人を指定(ターゲティング)できたり、バナー広告などにおいてもクリック率などで広告の効果測定がしやすく、広告の費用対効果が分かりやすいので、それにより効果的な広告プロモーションが可能である。

(3)中国インターネット広告業界の将来性
2003年は約800社の企業がインターネット広告のスポンサーとなり、その数は前年比6%増となった。またインターネット広告市場規模も、2004年は前年比75.9%増の19億元(約240億円)となった。2005年には27億元(約340億円)に達するとの予測もある。

1979年当時、中国の広告全体の市場規模はわずか1,000万元(約1億2,500万円)であった。それがわずか24年で約1,000億元(約1兆2,500億円)に達し、24年間で1万倍となった。広告市場全体の急成長、インターネット普及率の向上、諸外国と比べて低いインターネット広告の広告市場全体に占める割合、インターネット広告のメリット、などを考慮すると2005年の予想値を上回る可能性は大いにあると言えよう。

インターネット広告代理店の増加やアフィリエイトサービスプロバイダ、広告効果測定サービスを提供する会社が数多く市場へ参入しており、中国インターネット広告市場はますます白熱しそうだ。

(記事提供:チャイナサーベイ

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