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2005年3月17日 00:00
MSN、独自の広告プラットフォームを試験運用Microsoft (NASDAQ:MSFT) のインターネットサービス部門 MSN は、独自のオンライン広告プラットフォーム『MSN adCenter』の試験を開始すると発表した。競合相手 Yahoo! 傘下の Overture からキーワード連動型広告サービス提供を受け、広告売上を分け合っている現状からの脱却につながる可能性のある動きだ。MSN は今年1月、すでに独自検索技術の正式運用を始めている。
MSN adCenter の広告主にとっての利点は、MSN がユーザーから集めたオーディエンス情報を広告主が利用して、よりターゲットを絞り込んだキーワード連動広告を表示できることだ。 MSN adCenter では、Microsoft のオンライン認証サービス『Passport』の登録データや、消費者データ利用ソリューション大手 Experian など提携企業から買い取った人口統計データを統合できる。そのため、広告主にとっては、ターゲットを「地域」「性別」「年齢層」「ライフスタイル」「時間帯」といった属性で絞り込み、キーワードを細分化して購入できるという利点がある。 同プラットフォームの試験運用はきわめて限定的なもので、MSN はシンガポールとフランスの2か国で6か月以内に開始する予定だ。終了時期については明らかにしていない。 MSN の広告およびマーケティング担当上級ディレクタ Eric Hadley 氏によると、Microsoft は、検索マーケティングサービスで競合する Yahoo! (NASDAQ:YHOO) や Google (NASDAQ:GOOG) との差異化を図るために、同プラットフォームを使う計画だ。 たとえば、他社の検索マーケティング プラットフォームでは花屋が「花」というキーワードを購入した場合、同キーワードを検索したユーザーをその属性によってさらに絞り込んで広告を表示する手段が無い。しかし、MSN adCenter では、MSN の分析で贈り物に花を使う傾向が高いことが分かっている、高額所得者男性に限定して広告表示することなどが可能だという。 MSN adCenter の広告料金モデルについては、人気の高いペイパークリック (PPC) 方式で始める。なお Microsoft は、広告が長期的にきわめて重要な収入源になると見ている。そのため、MSN adCenter の技術を、インターネットにとどまらず、同社のデジタル TV サービス『IPTV』や、『Xbox』『Xbox Live』『Media Center』『MSTV』などにも応用を拡大する計画だという。 関連記事
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