Microsoft が Windows Server と RHEL の比較調査を実施Microsoft は6日、『Get the Facts on Windows and Linux』(Windows と Linux の真実を知ろう) キャンペーンの一環として、自社製品の優位性を示す調査結果を発表した。『Windows Server 2003』のほうがオープンソースの『Red Hat Enterprise Linux AS 3.0』(RHEL AS 3.0) より信頼性が高く、管理も容易だという。
Microsoft は昨年より Get the Facts と銘打ったキャンペーンを展開し、Windows とオープンソース OS の Linux 製品について、総所有コスト (TCO) や処理速度などの比較調査を行ない、その結果を発表している。同社がこのほど実施したのは、複数の熟練した IT 担当者が Windows と Linux の各サーバー環境でタスク実行に費やした総時間を比較する調査だ。 Microsoft の依頼で VeriTest が手がけた4日間のテストは、IT 担当者に特定のタスクを実行してもらうというものだが、その際、テスト環境のさまざまなシステムサービスに支障をきたすようなイベントを仕掛け、担当者が復旧に要した時間を「ロスタイム」として計測した。その結果、Windows Server 2003 環境ではロスタイムが平均4時間20分19秒だったのに対し、RHEL AS 3.0 環境では平均4時間59分44秒という結果が出た。 また、4日間のテストで処理できたタスクやイベントの数は、Windows Server 2003 では280件、対する RHEL では248件と、これも Windows 環境のほうが良好な結果を収めた。処理に要した総時間も Windows 環境のほうが短く、今回の調査結果のみを見れば、Windows のほうが RHEL よりも少ない時間で多くの仕事をこなせるということになる。 Red Hat にコメントを求めたが、回答は得られなかった。 Get the Facts をめぐっては以前、Microsoft が同キャンペーンで発表した調査結果に関し、一部費用を支払って調査を依頼したものがあることを明らかにしなかったために、非難の的となったことがある。 イギリスの広告基準審査機関 Advertising Standards Authority (ASA) が Microsoft に対し、Windows Server 2003 と Linux の運用にかかる TCO を比較した印刷広告を取り下げるよう命じたこともある。ASA はこのとき、Microsoft が自社製品については安価で高速なハードウェアを採用したのに対し、Linux は高価な製品の中でも性能の低いハードウェア上で運用しており、比較として妥当でないと判断した。 関連記事 最新トップニュース
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