アクセス解析ツール選定の基礎講座−製品購入ポイント最新ガイドWeb サイトへのアクセスを増やしたい、製品への問い合わせや売上を伸ばしたい、集客やキャンペーンをもっと効果的に伝えたい。企業の売上強化には、ターゲットとなる市場を選択し、優れた顧客価値の創造、提供を通じて、顧客を獲得、維持、育成した上で営業活動を行なうことがポイントだ。
流通店舗やコンビニエンスストアで導入している POS システムは、売上情報はもちろんのこと、来店者の年代、来店時間、購入組み合わせなどの顧客情報を集計して今後の販売データとしている。Webサイトも同様で、サイトは Web 上での商品陳列棚となり、購入は E コマースを使って行なわれている。 雑誌やテレビでのマーケティングとは異なり、Web を使ったマーケティングを実施する場合には、Web サイトへの訪問者は足跡(アクセスログ)を残しているため顧客ニーズをつかみやすい。また、情報伝達も早いタイミングで行なわれることが特徴だ。効果的な Web マーケティングを行なうことにより、Web サイトからの集客力を格段に向上させ、効果的に売上増大につなげることができる。 ここでは、Web マーケティングで使用する機能のあるツール選びを行なうための重要ポイント3点を具体的に紹介したい。 ●顧客獲得志向から顧客維持志向へ 〜新規訪問者あるいはリピーターの識別〜 例えば、通販で洋服を販売しているサイトでは、顧客はデザインやサイズが気に入り繰り返し同じブランドの商品を購入する傾向がある。市場シェアを拡大する最も効果的な方法は、顧客シェアを拡大すること。つまり、同じ顧客に別の製品を購入してもらえる製品やサービスを提供することである。 アクセス解析ツール選択には、新規訪問者あるいはリピーターの識別と、何日おきに訪問してきているかを解析する機能は必須である。この顧客を特定する機能とあわせて、キャッシュからのアクセスもカウントする機能も忘れてはいけない。正確な解析を行ってこそ、高度な顧客解析ができるのだ。 ●購入(目的)にたどりつくキーワードはどれか 〜閲覧後には行動をうながす〜 Web 広告の中には、バナー広告やメールDMなども含まれている。従来の Web 広告においては、ポータルなどにおけるリッチメディアによる広告展開に、力点が置かれている印象があった。しかし、検索エンジンマーケティング(SEM)の中で現在、もっとも著しい伸びを見せているキーワード広告(オーバーチュア スポンサードサーチやGoogle アドワーズ広告など)については、キーワードやコンテンツによって顧客を獲得している。 キーワード広告でよくある間違いは、企業が使用するカタログに掲載されている用語を設定していることだ。むしろ、企業が使用する大分類のカテゴリーを表すキーワードは、アクセスが多いが、閲覧で終わってしまうケースが多いといわれる。アクセスが多いキーワードが良いのではなく、資料請求や商品購入という最終目的まで行動するキーワードを探すことが重要だ。具体的にはアクセス解析ツールを使用して、上位100位までのキーワードを対象として実績のあるキーワードを使いたい。 Web サイトへ誘導して、ブランドをアピールすることもマーケティングの一つの目的だが最終的に資料請求や E コマースで製品を購入させるように Web サイトを構築し、誘導することが企業収入につながる。 ●Web サイトの成長 〜デイリーレポートで確認〜 マーケティングの中でも Web を使ったプロモーションは効果の速さが最大の武器。キャンペーンやキーワード広告を宣伝したら、営業、商品企画、経営者はレポートを見てどのタイプの広告コンテンツが購入につながったかを比較して、解析する。特に広告開始時はデイリーでレポートを確認したい。同時に何種類かの広告を掲載している場合は、効果のある広告に、より多く投資をする。さらに果的な広告を元にコンテンツを更新していく。ツールで解析するA/Bテストにより、精度の高い広告を、少ない予算で掲載することが可能となる。デイリーレポートで解析するには、解析速度の速いツール選びもポイントだ。せっかく情報伝達を速く行なっているのに、更新や解析が後手になっては Web マーケティングの特徴を活かしきれない。そしてレポート閲覧は企業のどの部門担当者が見てもわかりやすいメニュー構成、表示方法でなければ、現在の多くの企業がそうであるようにせっかくツールを導入しても受身のマーケティングになる。 このように、アクセス解析結果をもとに、次のプロモーションを計画し、Web サイトを再構築し、また、その結果をもとに解析する。この繰り返しで Webサイトを成長させていくことがWebマーケティング戦略の基本であり、効率的なサイクルとなる。 Web マーケティングを行ないたい場合は、たえず変化する人々のニーズを、いかに速く、効果的に収益機会に転化できるかである。 アクセス解析ツール選択時も、Web という特徴にあった、機能のあるものを選ぶと良い。 記事提供:株式会社プロトン
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