AOL が DoubleClick の広告管理プラットフォームを全面採用America Online (AOL) は8日、自社の広告販売/Eコマース/検索事業を統括する AOL Media Networks で DoubleClick の広告管理プラットフォーム『DART for Publishers』(DFP) を採用する契約を結んだと発表した。年内にはすべての AOL ブランドのサービスで DFP の運用を始めるという。
AOL Media Networks は現在、傘下の地図情報サービス会社 MapQuest で DFP を試験運用している。AOL の計画では、傘下のオンライン企業および系列サイトすべてで DFP を導入し、広告配信、広告のターゲット化、広告枠管理、およびレポート作成に使用するという。同社は、『AOL.com』および前述の Mapquest のほか、『AOL Instant Messenger』『CompuServe』『Netscape』『Moviefone』『Time Inc. Interactive』『CNN』『CNNMoney』『ICQ』など、多数の系列サイトを運営している。comScore Media Metrix が2月に出した統計によると、これらすべてを合わせた利用者数は、1億400万人を上回るという。 契約の下 DoubleClick は、DFP の性能を強化する。AOL Media Networks の取締役副社長 David Lebow 氏によると、そのうちの一部は、AOL の技術上の問題に特化したものになるという。「DFP 全般に渡る性能強化について、資金を提供する」と Lebow 氏は語った。 契約の金銭的条件は明らかにしていないが、AOL からの契約獲得は DoubleClick にとって、単に金額規模の問題ではなく、かねてより丸ごと身売りあるいは部門売却を検討していただけに、大きな意味をもつ。 DoubleClick 社長の David Rosenblatt 氏は、今回の契約について次のように述べている。「DFP はすでに多くのオンライン広告主が利用しているが、AOL のような大手メディア企業が採用を決定したことで、オンライン広告管理において、同製品が共通技術プラットフォームであり業界標準という位置付けができる。業界3位の広告掲載サイトが DFP の顧客に加わったことにより、オンライン広告管理の業界標準を構築するというわが社の目標がさらに進んだ。今回の契約がもたらす恩恵の1つは、(当社の広告管理技術に対する) 非常に強い支持になることだ」 関連記事 最新トップニュース
|
|