japan.internet.comThe Internet & IT Network
RSS
  • ニュース
  • コラム
  • リサーチ
  • ヘッドライン
  • 特集
  • ブログ
  • プレスリリース
  • 専門チャンネル
  • イベント
  • ランキング
  • ニュースメール
2009年7月4日
文字サイズ文字サイズ小文字サイズ中文字サイズ大
Webマーケティング2005年4月20日 10:00

アクセスログ解析の今昔 〜これからの解析ツールに求められるもの〜

国内国内internet.com発の記事
  • このエントリーを含むはてなブックマーク
  • この記事をクリップ!
  • Buzzurlにブックマーク
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • newsing it!
  • この記事をokyuuへインポート
■動作確認のためのアクセスログ解析(2002年以前)
21世紀に入ってすぐの2001年頃、アクセスログ解析ツールを使用する目的は、現在のそれとは大きく異なっていた。今から3〜4年前というのは、企業が Web サイトの有効性に気づき始め、こぞって Web サイトやECサイトを立ち上げた時期であるが、会社概要、製品一覧、問い合わせ先を“とりあえず掲載しました”というレベルの Web サイトが少なくなかった。また、ヤフージャパンが Google の検索エンジンを採用したのが2001年の4月、クリック課金広告にいたっては2002年まで待たなければならなかった。つまり、Web サイトを『マーケティング』ツールとして活用するという発想がまだ一般的ではなかった時代だ。

この頃のアクセスログ解析ツールはもっぱら、「ちゃんと表示されているだろうか?」「エラーは発生していないか?」「トラフィックに対してサーバスペックは十分だろうか?」など、『技術的な情報を得るために使われていた』と言っても過言ではないだろう。 解析情報のハンドリングも、Web マスターやネットワーク管理者などの『IT 部門』が主導となっていたことも、現在とは相違する点である。

■SEO・SEM には欠かせないアクセスログ解析(2003年以降)
時は進み2003年以降は、大小多数存在した検索エンジンの統廃合が活発化し、NTT-X(当時)と Google が提携して「日本語表記の揺れ」に対応するなど、検索エンジン利用者にメリットのある技術革新も急速に進んだ。Web サイトも企業だけでなく官公庁や学校でも数が増え、コンテンツもそれまでの“あり合せのもの”ではなく、画像や動画を使った凝ったものになっていく。

もはや、Web サイトはそれまでの『名刺』的な利用価値から、利用者(顧客)に向けた『カタログ』や『営業マン』的な存在価値へと高められたのである。そうなると、前述した技術的情報の他に、「人気のある商品は何か?」「どこで認知されたのか?」「顧客は我々に何を求めているのか?」といった、営業やマーケティング的な視点で解析する必要が出てくる。『IT 部門』がメインだった解析情報のハンドリングも、当然『営業部門』や『広報/マーケティング部門』へ拡張されて行ったのは言うまでもないだろう。

〜利用者(顧客)が情報を求めてアクションしているところへ、いかに効率よくリーチさせるか〜
そのもっともポピュラーな手法は言うまでも無く、検索エンジンの検索結果で上位表示されるように Web サイトを最適化したり、テキスト広告を出稿するプロモーションオファーである。このように、プロモーション施策における一連の『Plan→Do→Check→Act』サイクルにおいて、アクセスログ解析ツールは『Check』のセグメントで必要不可欠なものになったわけである。

では、これからのアクセスログ解析ツールは基本的な機能以外に何が求められるのか? であるが、ポイントに分けて解説してみよう。

●解析データは鮮度が命
メールマガジンを用いたキャンペーンの場合、早ければ数時間のうちにレスポンスの半分が得られるという。解析業務をアウトソーシングしている場合は1か月に1回程度のレポートが当たり前だが、リアルタイムとは言わないにしても、最低でもデイリーの解析が可能なものを選びたい。

●解析作業の効率化が図れるか?
前述のように解析データを必要としている人は特定の部門に限られるものではないし、担当者の IT スキルも様々である。大概、1人の担当者に解析ツールの持っている全ての解析結果は必要ではなく、あれば逆に取捨選択に時間を取られて非効率になる場合がある。担当者別にカスタムなレポートを作成して、メールで定期的に配信できる機能があれば効率的である。また、編集可能な形式(CSV や RTF)でアウトプットできれば、報告用などのレポートを作成する際の手間も大きく省ける。

●CRM ツールとの連携
会員制のECサイトの場合、その顧客データベースとサイト訪問者のデータをひも付けすることができれば、任意の会員のサイト内の行動パターンや、購入には至っていないが「興味のある商品」をあぶりだす事も可能となり、その顧客へのプッシュプロモーションの策定に非常に有効なデータとなる。

●機能の拡張性
バージョンアップによるインターフェイスの改善や、解析スピードなどの基本部分の改良は当然として、用途に合わせてクルマで言うディーラーオプションのような「アドオン」が用意されていると良いだろう。例えば、訪問者のアクセス元が都道府県単位でわかるフィルタがあれば、全国単位で営業所を持つ企業の場合、地域に合わせた品揃えや強化すべき商品・サービスの選定に役に立つだろう。

認知され始めてから未だ5年にも満たない期間に、大きく変わったアクセスログ解析ソリューションだからこそ、そのツールの将来性も重要なファクターであるといえよう。


関連テーマ
このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!
BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録
この記事をokyuuへインポート
最新トップニュース
データメーション
【データメーション】
中国が「Green Dam」フィルタ規制を撤回(7月1日)
Graphic Design Forum
【Graphic Design Forum】
Chris Dickman(6月25日)
プライバシー ジャパン・インターネットコム版
【プライバシー ジャパン・インターネットコム版】
グーグル・ストリートビューの問題について総務省の見解(6月23日)
エンジニアの独り言
【エンジニアの独り言】
システムを「使う」時代のエンジニアに求められるもの(6月2日)
最新ハイテク講座
最新ハイテク講座
電気は家庭でつくる時代へ!燃料電池「エネファーム」(7月3日)
アクセス解析で見るWebマーケティング
アクセス解析で見るWebマーケティング
決定力を探るアクセス解析(7月3日)
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
ファーストフードを高級っぽく盛り付けて紹介している「Fancy Fast Food」(7月3日)
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
ビデオリサーチインタラクティブ調査(月間インターネットオーディエンスデータ)(7月2日)
成約率、反応率を上げる Web 文章術
成約率、反応率を上げる Web 文章術
言葉がダイレクトにキャッシュを生む(7月2日)
不況時代の Web ビジネス最適化講座
不況時代の Web ビジネス最適化講座
アクセス解析エキスパートここだけの話、Web コンシェルジュの“勉強法”こっそり教えます(7月2日)
「Webからの脅威」―その傾向と最新対策
「Webからの脅威」―その傾向と最新対策
不正プログラムの分類(7月1日)
DevX
DevX
JavaScriptとDOMによる動的なWebページの作成(6月30日)
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
今のままで大丈夫?3匹の子ブタ的キャリア危険度診断(6月30日)
アイレップの SEM フロンティア
アイレップの SEM フロンティア
Web サイトは「無駄な穴のたくさん開いたじょうご」〜サイト成果向上の基本的な考え方(6月30日)
Copyright 2009 Japan Internet.com K.K. All Rights Reserved.http://www.internet.com/