Yahoo!、動画検索サービスを正式に提供開始Yahoo! は5日、昨年12月から実施していた動画検索サービス『Yahoo! Video Search』のベータテストを終え、正式に同サービスの提供を開始した。正式提供に伴い、同社は従来型のメディア企業7社のオンライン部門と提携したことも明らかにした。この契約により提携先メディア企業は、それぞれのビデオコンテンツと広告の露出機会拡大を狙う。
発表によると、Yahoo! と提携したのは、Buena Vista Pictures、CBS News、CMT、Discovery Communications、MTV Networks、Reuters、および E.W. Scripps の7社だ。契約条件の下、Yahoo! はこれら7社のコンテンツをインデックス化する。それぞれのコンテンツは、すでに Yahoo! Video Search で検索可能だ。Yahoo! と競合する Google は、ビデオコンテンツ検索サービス『Google Video』のベータテストを実施中で、同じく Discovery Communications、C-SPAN、Fox News、PBS、ならびにサンフランシスコ ベイエリア地区の複数の地元テレビ局と、同様の契約を結んでいる。ただし Google Video では、現段階で表示するのは静止画像のみだ。 テレビ局は、インターネット利用者への到達性を求めるブランド広告主を獲得するため、番組をオンラインで再利用することを真剣に考え始めている。MTV Networks は今年4月、Procter & Gamble、Sony Pictures、および Microsoft をスポンサーに得て、ブロードバンドチャンネル『Overdrive』を開始した。また、大手メディアグループ Viacom 傘下のテレビネットワーク CBS も、同じく4月にオンライン広告の販売強化の一環として、デジタルメディア部門を新設している。こうした企業にとって、ビデオコンテンツ検索エンジンとの提携は、映像コンテンツおよび広告の露出機会を増やす一助となる可能性がある。 CBS News の事業開発担当副社長 Betsy Morgan 氏は、「Yahoo! との提携により、当社が持つ過去から現在に至るまでの膨大な映像コンテンツに、すばやく、しかもすべて無料でアクセスできる消費者の数が増える」と述べた。 一方 Yahoo! は、まだ Yahoo! Video Search で広告を掲載する計画を発表していないが、同サービスの正式開始に伴い、売上をもたらす可能性のある複数のビジネスモデルについて検討中と述べた。しかし当面は、ユーザー体験の質を向上させることに注力するという。 「目下のところは、『検索して利用する』という面に注力している。まずは、ユーザー体験の質を満足のいくレベルにまで向上させるのが先決で、他のビジネスモデルに移るのはそれからだ」と、Yahoo! Search のメディア検索責任者 Jeff Karnes 氏は述べた。 関連記事 最新トップニュース
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