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BitTorrent、共有ファイル検索サイトで連動広告掲載へ何かと物議を呼んでいるファイル共有ソフトウェア『BitTorrent』の開発元 BitTorrent, Inc. が、近く開設するファイル検索エンジンで、Ask Jeeves から広告配信を受ける予定と発表した。そのため、検索エンジンマーケティング (SEM) 業界は、到達性拡大への期待とブランドイメージに及ぶ影響への不安に揺れている。
同社は23日、映画/音楽/ゲームといった、BitTorrent ソフトウェアで共有中の多数のファイルを検索できる検索エンジンサイトの開設を計画していると発表した。検索結果ページには Ask Jeeves のキーワード連動型テキスト広告を掲載するという。 BitTorrent ソフトウェアは、特定のファイルサーバーを持たない分散型の P2P ファイル共有ネットワーククライアントだ。BitTorrent, Inc. 自身は違法利用を推奨しているわけではなく、あくまでも低コストな大規模ファイル配布手段としている。実際、Linux ディストリビュータの Linspire が、ブランド変更に伴って新名称 OS を配布するなど、サイズの大きなファイルの配布にあたって、トラフィックの集中を避けるために BitTorrent を用いる例も多い。しかし一方で、違法コピーファイルのやりとりが存在することも事実だ。米国映画協会 (MPAA) は昨年、BitTorrent で流通している著作権保護対象のコンテンツをダウンロードするための情報を掲載していたとして、複数のサイトを訴えている。 こうした物議の種になるサイト上に広告が載ることによって、一部の広告主あるいは広告代理店は、ブランドが傷つきかねないと懸念を抱く可能性がある。一方、大きなトラフィックが見込める BitTorrent の検索サイトが Ask Jeeves の広告ネットワークに加わることについて、好ましい展開と見なす向きもある。 検索エンジンマーケティング代理店 icrossing のマーケティングディレクタ David Berkowitz 氏は、BitTorrent の検索サイトそのものについて、広告主に到達性拡大の機会をもたらす可能性があると認めた。しかし、特定のサイトに広告を掲載することが、自社ブランドに影響を与えると心配する慎重な広告主に対し、Ask Jeeves のような広告プラットフォームとしての検索エンジンを提供する企業は、広告掲載サイトを制限するオプションを提供しなければならないと強調した。 Ask Jeeves の広報担当は次のように述べる。「BitTorrent サイトは、当社が Web 検索と広告リンクを提供するシンジケーションネットワークの一部だ。現段階で当社は、そのことが広告主に影響を与えるとは見なしておらず、BitTorrent との関係について、特例的な契約を結んでいるわけでもない」 関連記事 最新トップニュース
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