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2005年6月6日 10:00
アクセス解析活用に必要なマーケティング ROI の基礎知識最近のアクセス解析ツールは、Web サイトに関する統計データを集計するだけではなく、アクセスログを Web マーケティングでの施策の評価に直接係わるようなデータとして表示し、管理することができる。
例えば、商品と販売価格のデータベースを入れることによって、Web からの売上がアクセス解析ツール上で一元管理できるようになる。また、購買に至った来訪者のマーケティングデータや、RFM 分析機能など、顧客分析に直接使える分析機能が充実している製品もあり、今後のアクセス解析ツールはこういった高度な分析機能が備わる傾向になるだろうと思われる。 アクセス解析ツールを使いこなすためには、ユーザー側にもある程度の基礎的なマーケティング知識を要求されるようになり、コンサルティングを受ける必要も出てくるだろう。 アクセス解析ツールは、社内システム担当者が Web サーバーの負荷を見るようなツールからマーケティング担当者が使えるツールに変化したという経緯があるため、「どうしたらマーケティングデータとして使いこなせるのか分からない」といった企業もあるようだ。 アメリカでのアクセス解析ツールの位置付けは、会計システムと同様に企業にとって必須のマーケティング管理システムの1つとなっており、直接 Web マーケティングに投資したコストと効果、すなわち“Web マーケティング ROI”を管理し、向上させるために活用している。 Web サイトのデザインにおいても、「このバナーを押して購買した人の比率(コンバージョンレート)は全体の何%か」や、インターネット広告では「購買に結びついた来訪者の来訪のきっかけとなった過去の広告の効果は?」というように、直接 ROI に結びつく数値をアクセス解析ツールで取得することができるが、ここまで機能が充実していると、すでに「アクセス解析ツール」という名称に違和感をおぼえる。 最近 Web マーケティングでは、SEO よりも SEM(Search Engine Marketing)が重要視され注目されているが、“Web マーケティング ROI”は SEM よりも広範な概念である。マーケターがアクセス解析ツールを使いこなして成果を上げるためには、まずマーケティング ROI の概念を理解して、それを Web に活用する意識を持つことが必要である。 記事提供:株式会社デジタルフォレスト
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