Webマーケティング2005年6月10日 14:00
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検索エンジンの情報開示、依然として不十分

この記事のURLhttp://japan.internet.com/wmnews/20050610/12.html
著者:Pamela Parker & Kevin Newcomb
海外internet.com発の記事
検索エンジンは、検索結果の配置および表示順位に広告料が及ぼす影響について、依然として十分な説明をしていない。米国消費者同盟 (CU) は9日、そんな調査結果を『Still In Search of Disclosure』レポートで明らかにした。

CU は、『Consumer Reports』誌の発行元としても名高い、非営利の消費者擁護団体だ。オンライン検索サービスについては、『Consumer Reports WebWatch』部門が調査を続けており、今回のレポート Still In Search of Disclosure は、その4回目となる。昨年の調査に引き続き、検索サービスが広告つきであることや、検索結果の表示順位や表示場所に影響していることに関する情報を、検索エンジン側が利用者に対して十分開示しているか調べた。その結果、昨年と比べて改善点は少なく、調査対象の15の検索エンジン全てについて、情報開示が不十分と判定している。

「昨年に続き、今回の調査でも、検索結果の表示に広告料がどのような影響を与えているかについて、検索結果の表示において、検索ボタンをクリックする度に広告料がどのように働くか、消費者に知らせる努力が、不十分にしか行なわれていないことを確認した」と、WebWatch のコンサルタントで同報告書の執筆者 Jorgen Wouters 氏は述べている。

調査対象の検索サイトは、昨年の調査時からいろいろな変更を加えていた。しかし、情報開示の面から見ると、それら15サイトの半数近くは以前と変わらず、3分の1はむしろ悪化し、改善が見られたのは3つに過ぎなかったという。重要な点として調査したのは、情報開示の文言の目立ち方、その説明の明瞭さ、その説明文の見つけやすさ、の3点だ。

検索エンジンの多くは、これら情報開示関連のメッセージを赤などの明るい色から灰色へと変更していた。中には、「スポンサ付きリンク」の見出しから情報開示ページへのハイパーリンクを削除して、情報を見つけにくくしたサイトもある。

大手検索エンジンのうち、『AOL Search』、Google と『Yahoo! Search Marketing』は、情報開示について良い評価を得たが、昨年からの改善点はごく少ない。Ask Jeeves と『Yahoo! Search』は、「スポンサ付き」の表示を以前よりも目立たなくし、説明文へのハイパーリンクも削除していたため、評価が下がった。大手の中で唯一改善を見せたのは、『MSN Search』だった。ただし、それは検索データベース有料登録プログラムによるリンクの掲載を廃止したことから、開示する情報自体が減ったためだ。

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